朝日新聞記事
http://www.asahi.com/national/update/0218/SEB201202180041.html
奨学金制度は,奨学金の貸与を受けた学生が,卒業後に就職して,貸与を受けた額を返済することが大前提のシステムである。就職することができない学生が増え続ける中,奨学金の貸与額を増加させることは,逆に借金を負って返済することができない予備軍を生み続けているだけ,という見方もできる。
昔から,裕福でないため大学に進学せずに,就職後に2部に通ったり,進学してもアルバイトで授業料を自分で稼いで,切り詰めた生活をして,借金をせずに卒業していった人たちは,いくらでもいたように思う。しかし,現今は,奨学金をもらって,かつ,アルバイトでもそこそこ稼ぎながら,全部小遣いとして費消してしまうような金銭感覚の学生が少なくないような感じがする。
「機会を与える」という美名の下に,借金を負って返済することができない予備軍を生み続けている現今の奨学金制度を早急に見直すことが肝要であろう。
http://www.asahi.com/national/update/0218/SEB201202180041.html
奨学金制度は,奨学金の貸与を受けた学生が,卒業後に就職して,貸与を受けた額を返済することが大前提のシステムである。就職することができない学生が増え続ける中,奨学金の貸与額を増加させることは,逆に借金を負って返済することができない予備軍を生み続けているだけ,という見方もできる。
昔から,裕福でないため大学に進学せずに,就職後に2部に通ったり,進学してもアルバイトで授業料を自分で稼いで,切り詰めた生活をして,借金をせずに卒業していった人たちは,いくらでもいたように思う。しかし,現今は,奨学金をもらって,かつ,アルバイトでもそこそこ稼ぎながら,全部小遣いとして費消してしまうような金銭感覚の学生が少なくないような感じがする。
「機会を与える」という美名の下に,借金を負って返済することができない予備軍を生み続けている現今の奨学金制度を早急に見直すことが肝要であろう。