河原のヤナギで、シロテンハナムグリが滲み出た樹液を舐めていました。
シロテンハナムグリは、シラホシハナムグリとひじょうによく似ていますが、頭楯前縁がわずかに反り返り、中央が少し湾入して二山になっている(写真下)ことなどで見分けることができます(シラホシハナムグリは反り返りません)。
《頭を突っ込みヤナギの樹液を舐めるシロテンハナムグリ 2013/06/30》
《頭楯前縁がわずかに反り、中央が少し湾入して二山になっているシロテンハナムグリ 2013/06/30》
河原のヤナギで、シロテンハナムグリが滲み出た樹液を舐めていました。
シロテンハナムグリは、シラホシハナムグリとひじょうによく似ていますが、頭楯前縁がわずかに反り返り、中央が少し湾入して二山になっている(写真下)ことなどで見分けることができます(シラホシハナムグリは反り返りません)。
《頭を突っ込みヤナギの樹液を舐めるシロテンハナムグリ 2013/06/30》
《頭楯前縁がわずかに反り、中央が少し湾入して二山になっているシロテンハナムグリ 2013/06/30》
オニヤンマが羽化(6月30日ブログ)していた同じ木(キハダ)に、一瞬スズメバチかと見間違う、今までに見たことのないハチが3頭いました。擬態ではないかとは思いましたが、手で掴むときは刺されないかと緊張しました。うち2頭は、産卵管を幹に差し込んで産卵中のようで、触っても動きませんでした。同定してもらうため採集しましたが、産卵管はなかなか幹から抜けませんでした。
この昆虫を富山市科学博物館の根来尚さんに見ていただき、ヒラアシキバチの仲間とわかりました。ヒラアシキバチは、原始的な広腰亜目のキバチ科のハチで、産卵管は植物に産卵するためだけに使われ、動物を刺すことはないそうです。
《スズメバチに擬態したヒラアシキバチの仲間 2013/06/29》
《産卵管(黒い管)を幹に差し込んでいるヒラアシキバチの仲間 2013/06/29》
《産卵管を差し込んでいるヒラアシキバチの仲間 2013/06/29》
※ 2018/10/08「ヒラアシキバチ」ではなかったので、「ヒラアシキバチの仲間」に訂正します。