一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

岸田屋

2021年04月07日 20時00分00秒 | 岸田屋

神保町駅から月島駅へ。いつもなら徒歩で向かうのですが、営業時間が短縮されていたので贅沢をして。17時30分頃に到着すると行列は無かったのですが店内は満席。そして、10分程待って入店することが出来ました。

 

緑茶割、500円。緑茶の風味が良い意味でアルコールの存在を抑え込んでいました。

 

さば塩焼、550円。

 

皮はパリッカリッと香ばしく。

 

染み出した脂が表面を覆って艶やかに。

 

塩味は抑制され、旨味を含んでしっとりとしつつも舌触りは軽く、そしてその身はほぐれ易く。

 

大根おろしには醤油を垂らし、レモンは緑茶割に絞って。

 

肉どうふ(半分)、500円。前回隣席のお客さんが頼んでいるのを見て。感覚的には正規の商品の2/3位の量かと。尚、牛にこみでも半分の注文が可能です。 

 

裏側からはネギととうふが顔を覗かせています。

 

薄切りの、ももの部分と推測される牛肉は軟らかく、豆腐から主役の座を奪ってしまう位に旨味がありました。

 

僅かにシャキシャキ感を残しつつも甘めの汁をたっぷりと含んだネギ。

 

全体が茶色く色付いたとうふは絹ごし。

 

しっかりと味が染みて滑らかな食感です。

 

おにぎり(こぶ)、350円。

 

パリッとした海苔が巻かれて、こぶが天辺に。

 

濃いめの甘さを伝わるこぶ。

 

粒が立ったお米がふんわりと握られていました。

 

胡瓜と大根の漬物が添えられています。

 

塩気よりも酸味が強い、粕のようなものが表面に見受けられたフレッシュさを少しだけ残した漬物をボリボリと。

 

約70分滞在して、1,900円の支払い。ラストオーダーの時間が近づいて空席が目立ち始めた店内から退出し、東京駅へ向かって歩き出しました。

 

入店を待つ間、誰と間違えたのか憧れの美人店員さんから丁寧な年始のご挨拶を頂戴しました。心の底から来て良かったと思いました。