成人の日に訪れました。少し早めにJR南越谷駅へ到着したこともあって、周辺をブラブラ。へぇー、イオンもあるんだ等と余裕をかましていると、最後の客として店頭へ辿り着いたのは14時55分と閉店時間ギリギリ。外待ちは3人と落ち着いた状況でしたので、10分程待って入店しさらにその10分後にラーメンが配膳されました。
大ラーメン麺増し(小2)、大蒜脂。
崩れかけの固形脂が食欲をそそるビジュアルです。尚、この日の盛付けは全て店主さんが。
軟らかめの茹で加減は約7分。助手さんの賄分より3分長い茹で時間でした。
太くて厚みのある形状です。
軟らかめと言ってもシコシコさが残る食感で、噛むと中心付近から小麦の風味を感じ取りました。
年末に食べたデロッデロのものとは、大分趣が異なりました。
最後は黄身と固形脂をグチュグチュと混ぜて、濃厚な味わいを楽しみました。
もやしの水分が全て吐き出されたような、かなりぐったりとした野菜は脂とスープを強力に手繰り寄せています。大変に好みです。
大きくて分厚い豚が2つ。
赤身と脂身の結合部で分離している豚は、プチュンッという風に千切れ弾力に恵まれていました。
硬めの脂身からは甘い脂、サシの入った赤身からは程度な噛み応えという2つの魅力を受け取った豚。
透明な液体油の層に覆われたスープ。
一口目に受けた醤油が強めに効いているという印象は、二口目以降に液体油の存在感が大きな味わいという感想に、あっさりと書き換えられました。加えて、段々と豚の美味しさも感じられるように。
終盤になると、固形脂と麺の旨味が移ってさらにまろみを増しました。
脂や野菜が混じってしっかりと味が付いていた固形脂。提供直前に、上から醤油ダレを回し掛けていたような気も。
たっぷりの大蒜はスープに溶かして。
生卵。麺をその上に移動させても崩れることの無かった黄身。
訪問前は大+小の量でお願いしようかと迷ったのですが、止めておいて良かったな、とやや苦しくなりながら19分程で完食。店主さんと助手さんにお礼を言い次の目的地へ向かいました。