1月中旬の日曜日、都内で所用を済ませた後、前日に続いて訪れました。14時54分頃店頭に到着すると行列は1人のみ。その直後、入店し20分後にラーメンが配膳されました。尚、この日は私の後に3人が訪れた15時02分に閉店となりました。
大ラーメン麺増し(小2)軟らかめ、大蒜脂+生卵。
固形脂や豚が食欲をそそります。
正確に測れたか自信はありませんが、硬めは約8分、通常は約10分、軟らかめはさらに約1分茹でられていました。まぁ、お湯の温度や麺の性状、そして投入した麺の量を考慮しながらその時その時で微調整するのでしょうから、計測時間自体にはあまり意味がないんでしょうね。
表面はネットリとして既に成分が溶け出していそうなイメージも、深部に近づくと、噛み応えを持ち合わせたモチモチさを強めに受け取れました。
卵黄と固形脂を添えて濃厚な味付けに。もっと麺を残しておけばよかったです。
豚。
脂身だけでなく、赤身の中に脂質が網目状に広がって、深みのある味を伝えています。
より多く赤身内に脂が散在しているので、濃厚な脂の魅力が全体から醸し出されていた端豚。
この日もぐったりとした茹で加減で自身の甘さが極限まで引き出された野菜。助手さんによれば、お店の基準からすると火が入りすぎで、ここまでくると店主さんはいい顔をしないそうなのですが、個人的には今後もこの傾向でお願いしたいです。
前日に比べると液体油の層が薄めのスープ。
何度か口に含むと、豚からの出汁を調味料が下支えした旨味は舌の上に積み重なるも、同時に押し寄せた突っ張ったところのない塩味は感知した直後にフッと消え去る味わい。
ツンっとした辛味を持つ、店主さんに盛り付けられた大蒜はたっぷり。
脂身が溶け出したようにこぼれた固形脂。
生卵は女性助手さんのご配慮で大きな丼で。これだと早々に大部分の麺を移して冷ませるので食べ易く、とっても嬉しいです。
店主さんのお友達が多く訪れ、賑やかな店内でのんびりと約21分で完食。今月は最後の訪問となりそうなのを残念に思いながら、店主さんと助手さんにお礼を言い帰路に就きました。