2月中旬の平日のことです。最近、朝起きるのが辛くなりこれといった用事もないのに店頭への到着は14時26分でこの時の行列は44人。時折小雪がちらつく中、13人が後続に続いた15時06分に店頭の看板が「本日の営業は終了しました。」へと変わり、20人以上が引き返す姿を見届けた16時35分に入店し、その約9分後に配膳となりました。
大豚(硬め)、大蒜脂。店主さん「大豚~」私「大蒜脂でお願いします。」店主さん「大豚、全部。」私と助手さんと隣席のお客さん「???」私「大蒜脂です。」店主さん「あ、そっか。」助手さんと隣席のお客さん「ハハハッ」とのやり取りを経て。
麺丼。
1分間隔で投入され、最長5分弱鍋の中を滞留していた麺。なお、通常分は4分前後と硬めよりも短く。硬めは、小、大、小少な目。通常分は、小、小、小だったのですが麺の量によるのかも?
ニュルンとした喉越しで、柔軟性と少しのムチっとさがありました。通常仕様との明確な違いは感じませんでした。
野菜丼。
グルエースが振りかけられた野菜はシャキッとした歯応えが残り、実際以上に量を感じさせるもの。
しっとりとしてフワッと口の中に風味を広げた豚。
プルンとした脂身が徐々に融解し始めた豚。
ロースハムのそれのようなきめ細やかさを持った赤身が特徴的な豚。
筋線維がその強靭さを知らしめた端豚。
どれも適度な量の、滑らかな舌触りの脂身を有していました。
赤身が大半を占めていても軟らかさのあった豚。
破片上のものを含めて都合7つ入っていました。
元来の色合いと脂によって白濁した色彩が混在する見た目のスープ。
醤油の風味が強めに存在感を示すさっぱりベースの味わいに、増した脂がコクを与えていました。
舌先でその形状を確かに感じ取れる位の大きさに刻まれた大蒜。
固形脂はフワッとしたもの。
約17分で完食。久しぶりの豚入りはさすがに破壊力が違うな、とお腹をさすりながらお礼を伝え、「足りた?」との店主さんのお言葉を背に退店しました。
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