日曜日のお昼頃の訪問です。12時前に到着すると店内は半分程の席が埋まる程度の混雑具合。ただ、12時を過ぎると一気にお客さんが
増え、ほぼ満席となりました。
玉子丼、630円。注文から約5分で運ばれてきました。
味噌汁とレンゲが添えられた漬物も一緒に提供されました。
蓋はありません。
市販の辛味歯応え共に控え目の紅生姜が添えられています。生姜はあまり好きではないので、無くても良いんじゃない?というのが正直な
感想です。
あまり溶かずに調理されたような卵。ただ、白身好きとしてはこの方が、白身の味と火が通ってキチッとなった食感をしっかりと楽しめる
ので好都合です。
甘めのタレが丼底に溜まる程たっぷりと注がれています。
やや硬めに炊き上げられたご飯全体にたっぷりとタレが回っているので、箸ではなくレンゲを使って食べ進めました。
具材は、卵とあまり火が入っておらず僅かに辛味を感じる玉葱と天かす。この天かすが絶妙なコクと奥深さを生み出し、玉子丼の味を一つ
上のレベルに昇華させていると信じています。
味噌汁は、鰹と思われる出汁の主張は弱めで丁度良い塩加減でした。
今日の具材は、長ネギとなめこと豆腐。良い意味で家庭的な味付けです。
漬物は白菜の浅漬けと甘めの沢庵。
浅漬けはさっぱりとした味付けだったので、卓上調味料の醤油と七味唐辛子で塩気と辛さを加えて食べました。
10分程で完食。一般的に玉子丼は、天丼やかつ丼は勿論、親子丼にさえ劣る地味な存在と思われがちですが、ここいなばそば店の玉子丼
に限っては、それらに対抗し得る存在であると確信しています。
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