令和2年の営業が始まって最初の土曜日に訪問しました。16時30分過ぎにお店に到着すると36人の行列も、1月最初の土曜日ですので想定の範囲内。予想どおり17時前には閉店となりました。あっ、ボールペン落としましたよ。
大豚、大蒜多め脂+生卵。
麺丼にはたっぷりの脂が。
中央部分にうず高く盛られた麺の姿が美しいです。
プレーンな部分の麺はかなり軟らかく、麺自体にたっぷりと水分を含んだ状態。
店主さんも大分お疲れだったようで、図らずもいつもよりかなり軟らかめの茹で上がりになったよう。その結果は、越谷店のようにモチモチさが増すという結果にはならずも、軟らかいことでスープとの馴染みが良くなったのか、互いの一体感が高まったような気がします。
卵黄と固形脂を加えてセルフ油そばに。レンゲを使ったのに卵黄を上手く掬えない不器用さが恨めしい。
野菜丼には、野菜と豚と大蒜。
大きく切られたキャベツの葉部分が真っ先に目に飛び込んでくる野菜には、いつもと違って醤油ダレが掛けられていませんでしたが、そのままでも甘味を感じます。麺丼から麺を移して一緒に口に運ぶのですが、その際スープも加わることで三者に相乗効果をもたらしています。
表面に油膜が張ったスープの表層部分には豚出汁と断言できるコクがあり、飲み応え抜群。
底の方のスープは円やかさの中にも醤油のキリッとした塩味が含まれて後味サッパリ。よくかき混ぜると豚と醤油、それぞれの長所を同時にそして存分に味わえました。
パサ気味かな~と口に運ぶもしっとりサックリとした豚。
見た目よりもしっとりとした赤身には、しっかりと旨味も残っています。
タレをたっぷり纏った角煮タイプの豚。
裏返すと端部分でした。
塩気強めのたっぷりのタレがトロンっとした脂に良く染みた豚。
これも端部分でした。この2つは、直前までタレに浸けられていた豚を直ぐにカットした為にこのような状態での提供になったようで、以前のように予めカットされたものが鍋でタレに浸されていた訳ではありませんでした。
みんな大好きトロットロの脂身たっぷりの豚。
赤身部分にサシが入って旨味を内包している豚。
赤身多めもスープに浸ける必要のない軟らかさの豚。
脂身って本当に美味しいですね。
サラッとした大蒜にはツーンとした辛味があります。
大きめの塊の固形脂は麺とスープと合わせる他、油そば用に。
生卵。卵黄はセルフ油そば用に、白身にはスープを加えて。
最終ロットでしたので、約22分をかけて完食。疲労困憊の店主さんと助手さんに年始のご挨拶をし退店となりました。尚、隣では超VIPな方(この時点では、喜寿のお祝いには参加しないと店主さんとお話しされていましたが・・・)が我々と同じく長時間並んでラーメンを食べていました。本当に驚いた。
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