お店を出ると、恥ずかしげもなく相変わらず31人が成す長蛇の列の最後尾へ。今回は入店までに約70分、配膳はその10分後となりました。尚、この時は店内待ちは3人とするようお店から指示がありました。
みそつけ麺。
黒い器の影響か、やや緑掛かった色合いの麺。
今回はラーメン用は7分、そしてつけ麺用は9分大きな鍋の中を浮遊していました。
艶やかな表面。
入念に水で締めたようには見えませんでしたが、特に最深部において強い反発力を発揮する麺。そして先程よりも香りを強く感じ取りました。
野菜や豚が沈んでいるつけ汁丼へドボンと。
どれ位漬けるのが正解なのかわかりませんが、いつも沈め切って全体に纏わせてから食べてます。
つけ汁丼の配膳は麺丼に先行すること約3分、豚と野菜と大蒜と茹で卵が。野菜増しをお願いしようとも思いましたが、所謂ロット乱れが発生し、着席するかなり前に麺が茹で始められたので、食券をカウンターに置く時点ではかなり調理が進んでおり、何となくお願いするタイミングを逃した気がして。
深めの火の入り具合でつけ汁をしっかりと手繰り寄せた野菜。この感じなら増しても味が薄まる心配はないでしょう。
脂身は軟らかくフワッとした舌触り。
箸で持ち上げようとすると自重で崩れます。
端部分。
端部分でもしっとり赤身で脂身たっぷり。次回は豚増ししようっと。
崩し豚もゴロゴロと。
黄身の具合が個人的に丁度良い具合です。
つけ汁にはラー油と胡麻が浮かんでいます。
その色合いは味噌が入ってもあまり変わらず。
表面部分は胡麻とラー油の重厚さを味噌の甘さと辛さが一層引き立てて、濃厚さを強烈に漂わせています。そのせいか粘度と味における深さがさらに増して。
底から掬い上げると醤油の風味が顔を見せるも、直ぐに霞んでしまったのは味噌の強い存在感の為。総じて、通常のつけ汁の特徴を脇役として、味噌が主役を演じているというイメージです。こちらにも揚げ玉葱が入れられているそうなのですが・・・
約11分で完食。味噌の魅力が存分に伝わる一杯はベースのスープあってのものかなとも。営業時間と場所の両面で訪問しにくいお店ですが、機会を作ってまた。
せっかくなので3杯目としてみそラーメンをと考えながら完食し、丼を上げようとした瞬間、店主さんから奥さんへ閉店を告げるサインが。14時49分のことでしたが、この時点でも30人前後の行列が形成されていました。
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