10月最初の土曜日、当初訪問を予定していた店舗から臨時休業となる旨のメールを受け取ったことで、予定を変更して訪れることにしました。11時30分過ぎに店頭に到着し入店を待つ31人の一員に。1時間強で入店、さらに20分を要してラーメンが配膳されました。
つけ麺。
茹で時間は約9分で、ラーメンとほぼ同時に鍋から取り出され、助手役の奥さんの手で水道水を使って締められました。
粗熱が取れたという感じの温度で提供されました。
表層はやや軟らかく、プリっとした中層部を経て、パチンっという弾力を持つ最深部に辿り着きました。
つけ汁丼に麺を移して。
そのままでは濃すぎると思った味付けの汁も麺を潜らすと気にならず。まぁ、当然ですね。
つけ汁丼には野菜と豚と大蒜と茹で卵。予め大蒜が入れられた丼にスープが注がれるという調理工程に加え、早い段階で単独で配膳されますので、つけ麺を注文すると「にんにくは?」という確認はありません。野菜増し等をお願いしたい時には食券をカウンターに置く際にお願いするそうです。
つけ汁をたっぷりと絡め取った野菜。
さらに温められたことでクタと言える舌触りに。
豚は3つ。トロっとした脂身が嬉しいもの。
脂身はもちろん、赤身もしっとりと。
小振りなのが残念に思う品質です。
崩し豚もふんだんに。
最初誤ってみそつけ麺が提供されたと思い、申し出るかどうか最後まで迷ったビジュアル。ただ、差し入れたレンゲを口に運ぶと「余計なこと言わなくて良かった。」と。
表層部を掬うと固形脂と辣油と胡麻らが強烈にコクを醸し出しています。
攪拌すると醤油による塩味が加わりそれが主役だと認識するも、乳化スープも同時に混入するので円やかさは失われないままにドッシリとした味わいのつけ汁に。また舌の上に僅かな酸味が残りましたが、それが大蒜由来なのかお酢が入れられたからなのかは判断できませんでした。尚、揚げ玉葱も入れられているようなのですが、私にはその存在も確認できませんでした。
硬め寄りの茹で卵。
10分程で完食。乳化スープを提供する店舗らしくこってりさが前面に出たつけ麺でした。
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