お正月の2日、同窓会が終わった。高校を卒業して三十数年が経つ。私達の街では、全体同窓会(歴代卒業生の同窓会)が毎年開催されている。
その運営を卒業生である各回生が順番にお世話するというものだ。市内には7の高校があるが、すべて同じ仕組み行われている。
考えてみると、すごい仕組み。他高の全体同窓会に参加したことがあるが、各高校とも特長がある。
例えば、新しくできた高校は卒業生も若く、携帯などを使ったゲームに取り入れたり等、それぞれの高校で特長がある。
私達の回生は40歳のとき、卒業した高校の全体同窓会を運営した。寄付集めから当日の運営まで1年をかけて準備した。
その課程で、メンバーが打ち解け、仲間意識がとても強くなったように思う。
その時、5年に一度集まろうということになり、今回が3回目の同窓会、約60名が参加した。
今回は、特にあたたかい心づかいを感じた同窓会だった。子育てを終えたり、孫ができたりと、お互いゆとりができたからかな・・・。
年を重ねてからの友達は、これまで以上に宝ものとなるだろう。それは、いろんな刺激や知識、生き方を教えてくれるから・・・。
50代を迎えた今、友達を増やすのは難しい気がする。しかし同窓会では、何の抵抗もなく語り合える友達ができる。
ありがたいこと、そして大切に育てていきたいもの。