(宮崎日日新聞より。画像をクリックすると拡大します)
年に度、お茶をするカメラ仲間の守田ご夫妻がいる。今年は宮崎日日新聞社主催の第64回宮崎美展にご夫婦揃って入賞されていた。(写真にピンクの網かけ)
守田さんは、九州管内を始めいろんなところへ撮影に出かける。元気な代である。
カメラマンに大切なことは、人に好かれることだと思う。つまり信用されることだと守田さんを見て感じる。
カメラの構図を考えるとき、いろんな情報が必要だ。たとえば一番被写体美しく見える場所や時間などのそれを知っている人からのお話。人物撮影では安心して笑顔を見せていただくことなどが多いからだ。それらは、相手に好意をもってもらえるか?話を引き出せるかだと思う。
もちろん、カメラアングルを構成するには、撮影者のこころの中でドラマをつくれるかということ。こんなメッセージを届けたいから、この絵(写真)なのだと
他にも人間の強さ、優しさ、家族への愛、自然の美しさなど、心象の風景を驚きとともに感じ取れる感性も必要だ。そして撮影技術、こちらはカメラの方が考えてくれるので、初心者には、カメラへのハードルが下がったように思うが、機能が多すぎても使えないことも・・・。
守田さんによると、先日お母さんが亡くなられたというご家族から、母の遺品の中に守田さんからのハガキが大切に取ってあり電話しましたとのこと。写真を通して知り得た出会いが、つながっていくって、こういうことだと思う。
守田さんと知り合って、番感じたこと。私よりふた回り程年齢がだけれど、感受性も行動力もほとんど上。ある意味、こころの年齢は、代だと思う。実年齢じゃないね、人って・・・
ところで来年月には個展を宮崎県立美術館で企画中とのこと。楽しみである。