随分昔のこと・・・
長女が幼稚園の時のことだ。
お昼の弁当の時間のこと、同じ組の男の子から「弁当食べさせて」と言われたらしい。
その時、娘は「お母さんからつくってもらったものだからダメ」と答えた。
そうしたら、その男の子が弁当に唾を吐いて行ったとのことだった。
その時の娘の気持ちを考えると、悲しくてつらい気持ちと同時に、他にも色んなことがあるんだろうな・・と子どもへを理解するが生まれた。それからは、こどもの話をよく聴こうと、心に決めた。そして、子どもを大切に育てていこうと思った出来事だった。
男の子も、思いつきでおこなった行動で、悪意に満ちてした訳ではないだろうが・・・
罪を憎んで人を憎まず。しかし悲しすぎる思い出・・
昨今、大人の社会でも、そんなつらいことを見聞きするが多くなった。
いきづらい時代なのかも知れない。だからこそ、まず自分がやさしく人を受け止め、さりがない挨拶や言葉の中に、おもいやりの心で接していこうと思う。
今春から長女は、大学を卒業し就職、北海道勤務となり頑張っている