友人の娘さんが出演するとのことで、定期演奏会を観に行った。
今年で50周年を迎えるという宮崎ジュニア・オーケストラ。多くの方や企業に支えられ50年も連綿と活動を続けているとのこと。素晴らしい演奏とともに、支えてこられた方々の心意気に感激した。
(プログラム)
ブラームス 大学祝典序曲ハ短調作品80
ドヴォルザークチェロ協奏曲口短調作品104
第1楽章 アレグロ(AIlegro)口短調
第2楽章 アダージョ・マ・ノン・トロッポ ト長調
第3楽章 アレグロ・モデラート ロ短調
藤森亮一氏のチェロの歌うような音色。低い音色から高い音色までの弦の響き、そして美しいオーケストレーション。
宮崎ジュニア・オーケストラの演奏技術が高さに改めて魅せられた。
休 憩
リムスキー=コルサコフ交響組曲「シェエラザード」
第1楽章《海とシンドバッドの船》ホ短調-ホ長調
第2楽章《カランダール王子の物語》ロ短調
第3楽章《若い王子と王女》ト長調
第4楽章《バグダッドの祭り。海。船は青銅の騎士のある岩で難破。終曲》ホ短調-ホ長調
この曲の持つ魅力というか、ファンタジーな世界観、川田知子氏の美しく繊細なバイオリンの響き。あの小さなボディから、会場に響きわたる音色。
友達のお子さんもパートリーダとして紹介されたが、友人もきっと素敵なステージを楽しんだことだろう。とても感動的な演奏会だった。