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今日よりちょっといい、明日にしませんか

節目で立ち止まる。

2019年02月16日 05時57分53秒 | 自分を磨きましょう

先日、宮崎青年会議所シニアクラブ総会があり、同期会のメンバーが出席し還暦を祝っていただきました。青年会議所卒業から20年目、月日が経つのは本当に早いものだと感じたところです。

ところで還暦は、日本の伝統的な暦(こよみ)である干支(えと)と関係があるそうです。干支は別名を十干十二支(じっかんじゅうにし)といい、「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」という10種類の「干」と、「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」という12種類の「支」を組み合わせて使います。暦に使うときは十干と十二支を組み合わせて「乙未(きのとひつじ)」「丙午」などといいます。このように「60年で十干十二支が一巡してもとの暦に還(かえ)る」ことから、60歳の誕生日を「暦が一巡するまで長生きした」ということで祝うようになったと言われています。

これまでの生き方やこれからの生き方を見直すには、還暦は良い節目となります。家族のこと、仕事のこと、生き方のこと、将来のこと、そして自身の健康。ひとまわりした自分、そして当たり前のように元気でいることの不思議。いまここで生きていることを、改めて感謝したいと思います。

吉田兼好の「徒然草」92段に以下のような内容が記載されています。
ある人が弓を射る技術を習い、二本の矢を手に挟んで的に向かっていく。これを見た弓の師匠が言った。『初心者は、二本の矢を持ってはならない。後の矢を頼りにして、始めの矢を適当にする心が生まれる。何回も的に当たるか当たらないかを考えるのではなく、いつもこの一矢で決めると思え』と。わずかに二本の矢、緩んだ緊張感のない心は、自分では気がつかなくても、師はそれを知っている。そしてこの戒めは、万事に及ぶものだと。 

二度と戻らないこの時間、人生。いつもそのようなことを考えることはできませんが、還暦のように節目節目で立ち止まって振り返る機会であると思います。