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ファシリテーションセミナー

2014年09月08日 06時05分04秒 | 文章、表現力を目指して!

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9月7日(日)13:00より、みやざき県民協働支援センターの主催で開催された「企画力、組織力、発信力アップセミナー(ファシリテーション講座)」に参加した。セミナーのテーマは参加者は28名。そして40歳以下の方が75%、そして全体の女性が6割が女性という構成だった。講師は、加留部貴行氏 (特活)日本ファシリテーション協会 フェロー。加留部貴行事務所AN- BAI代表。㈱トライローグ取締役。

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セミナーでは以下のテーマで3時間講義と実技で学んだ。1,会議という場で何をめざすのか。会議の意味、成り立ち 2,ファシリテーションとは何か。その役割。対話の場づくりの実際。3,ワールドカフェについて他

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(1,000人が集まったワールドカフェの様子)

1,会議という場で何をめざすのか。会議の意味、まず、会議で集まることの意味について3つの要素があるという。それは「個人の能力には限界があること」「文字情報の限界(文字に表せないものがある)」「確認しあうため(相手の顔、声、雰囲気)」会議の成り立ちでは、出席者に意識の違いがあること。感情や思考にリズムがあることを認識した上で会議を進めること。会議は主催者側の都合でするもの(参加者にも参加の理由と事情がある)と考えた場合、下準備(ひと手間かける)が必要であることが大切だと学んだ。

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2,ファシリテーションは、「引き出す力」中立的な立場で、そのチームの成果が最大となるよう、グループの交通整理役として、ガードレール役になり支援することが大切。そして、ひとりひとりが持つ能力や知恵という「種」をどう芽吹かせるかが重要だという。

3,ワールドカフェの進め方では、4人のメンバーでコーヒーやお菓子をつまみながら、「5年後の私たちはどのようなくらしをしているか」のテーマのもと、メンバーが入れ替わったりしながら討議を進めた。全員の参加者意識、共感性、納得感が得られた討議の進め方の手法。(資料によると、相互開示的な場こそが、未来の「場づくり」のヒント。ワールド・カフエには特別な仕掛けがしてあるわけではなく、 「ただ、直接会って話す」という場を提供するだけ)記載があった。

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セミナーは3時間という短い時間だったが、今後取り入れたいと思ったことは、5つ。
ワールドカフェ方式による討議手法の導入。
会議をマネジメントするために手間暇をかけること。
言葉の投げかけ方を変える。例えば、「何か質問はないですか」→「何か確認したいことはないですか、または聞きたいことはないですか」
集団や組織で「話す」場所や機会を意識的に増やす。
テーマのつくり方への工夫。つまり会話は弾むテーマのつくり方をする。

ふと地域再生という言葉がよぎった。20年程前から全国各地や県内でおこなわれた地域づくり研修に参加してきた、そして、多くの若者が参加して、住みたくなる地域づくりを目指して、さまざまな活動をおこなっている。

自分自身もいくつかの団体で地域づくりへのお手伝いをしている。そのためにさまざまな施策を国や行政も担ってきた。本当に息の長い支援や活動である。活動や人が根付くのは、気の遠くなる作業ではあるが、息が長いからこそできることも多い。決意新たに頑張っていこうと思う。



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