30年以上の前のこと。所属する延岡ローターアクトクラブで毎月地域の早朝清掃を公共施設でおこなっていた。ある時、通りかがりの方から「カッコつけて・・」と言われた。ひどいなぁ~別にカッコをつけている訳でもないし・・・。そう見えたのならば、それはそれで仕方がないと思っていた。清掃後、終了の挨拶を交番にいるお巡りさんに報告に行った。先程のことを話すと、こんな話をしてくれた。
「清掃してキレイになることは大切です。それより、あなた達のような若い人が社会に対して何をしようとしているところを地域の大人達が見ることの方がもっと大切なことです」と。このことから、当時印刷の仕事に携わっていた私は、伝えていくことの重要性。広報の仕事に対して更に関心を持つようになった。このブログもそのことが影響しているのかもしれない。
もしもあの時「君たちは正しいよとか、いろんな人がいるけれど気にしないで」と言われていたら、上記のことは考えなかっただろう。お巡りさんという職業とはいえ、人としての姿勢や言葉のかけ方が、さまざまな人生に影響を与え、価値観などが育っていくのだと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます