先日、第1回目となる「新シニア産業カウンセラー」試験の合格通知が届いた。約3年間にわたる育成講座、終わってみれば懐かしく思える。
これまで、毎朝2時間、土日には各5時間以上、学び続けた。学ぶことがこんなに楽しいなどと、58年の人生で言えるようになったことも、成果のひとつだろう。一方、試験後はこれまで感じてきた熱い気持ちから、スッと抜けて現実が見えてきた。どうこれから、生きていくのか?
自分の気持ちを整理する意味で、この記事を書くことにした。
受験からこれまで、自分の気持ちを2冊のノートに綴ってきた。受講に関してのスケジュール、講座での悩みや出会い、知人からのアドバイス、さまざまなことを記録してきた。
最初の1ページには、受験を決意について。それは産業カウンセラー沖縄大会から帰った2016年6月1日。その日の記録には、「挑戦するなら、一日でも早く若いうちに、そして学んだことで社会変革を標榜することを視野にしたいという思い、更に契約社員という年休がとれやすいという恵まれた環境だったこともあり受講を決意」と書かれてあった。
しかし、住まいが宮崎ということもあり、セミナー開催地までの、交通費や宿泊費、受講料で200万円以上の出費が発生したが、それ以上の成果はあったように思う。嫁からは「行けなかった大学に行ったと思って頑張ればいい」と、背中を教えてもらえたのも大きかった。
振り返ると、東京、名古屋、大阪、福岡と講座受講のため、前泊。また、東京から始発の飛行機でそのまま職場へ直行ということも5回以上あった。朝ごはんを東京の巣鴨で食べて、出勤したのは午前10時という日もあった。
この3年間の受講で得たことを整理してみたい。
- 学び癖がついたことが一番の収穫。勉強することが苦ではなくなり、むしろ新しい知識を習得することが楽しくなる。
- 時間の使い方が上手になる。仕事やボランティア、音楽など、さまざまなことと両立できるようになった。
- どうしたら、自分自身に知識が残るか、忘れないための方法を知った。
- 全国に知人ができ、アドバイスや情報交換など、いただけるようになったこと。
- 受験の過程で、企業へのインターンシップを体験した。その企業へコンサルタントとして採用されたこと。また、講師の仕事も受けるようになり、それらの仕事を通じて更にレベルアップを図る機会ができたこと(最初は、受験のために経験を積んでおこうと考えたことが最終的に、上記の成果に。チャンスはどこにあるかわからないと改めて感じた。動かないと答えは出ない。まずは前へ!)
- 受講で県外へ出かけることで、こども、母や弟家族たちとの楽しい思い出ができた。
- 独立開業への弾みがついた。(知識、経験、能力)
振り返ってみると、合格という結果を出したことで、さまざまなことが成果と呼べるようになった。徹底した準備と努力は必要だと改めて思う。
試験勉強で身に付いたものを改めてまとめました。こちら(ブログ)にて公開。
2021年4月追記
この度、シニア産業カウンセラーガイダンス講師となりました。
〇2021年6月5日 10時~13時
(一社)産業カウンセラー協会九州支部にて、ZOOMによる講座を開催します。くわしくはこちら
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