毎日新聞に掲載された「人生は夕方から楽しくなる」標記の記事に、深く見入ってしました。戸田恵子さんといえば、アンパンマンの声のほか、ドラマや舞台で活躍中の女優。
そんな彼女が、仕事の準備で外国人スタッフと打ち合わせる際、言いたいことをダイレクトに伝えられたらどんなにいいだろうと、そんなことを想像し、今年1月に滞在先のニューヨークで初めて英会話教室に通った。 5日間だったけれど、受講したことでコミュニケーションを取るのが楽しくなったとのこと。帰国してすぐに教室を探された。
この「60の手習い」の決断を後押ししたのが、恩師でもあるやなせたかしさんの言葉。「 できるのにやらないのが一番よくない。できるんだったら何でもいいからマックスまでやらなきゃならない」
戸田さんは「いろんな人と知り合い、名前を知ってもらうことで、新たなボランティアを依頼されるようになってきました。東日本大震災の支援やこどものための映画祭、ダウン症のこともたちの支援をしていきたい」と。この姿勢、ずっと親しまれてきたアニメの主題歌「アンパンマンのマーチ」(作詞:やなせたかし)そのものではないか。と記事では結ばれている。
♪そうだ うれしいんだ 生きる喜び たとえ胸の傷がいたんでも
アンパンマンは、絵本がスタートだったんですね。始めて知りました。
ウィキペディアによると、「絵本のアンパンマンは当初、貧困に苦しむ人々を助けるという内容であり、未就学児には難解な内容で、編集部や批評家、幼稚園の先生などから酷評された。しかし、次第に子供たちの間で人気を集め、幼稚園や保育園などからの注文が殺到するようになった」と書かれてありました。あつみさんが絵本との出会いの時期と重なっているのだと思いました。
戸田さんが、NHKの朝ドラ「なつぞら」で、煙かすみという歌手役で出演されていましたが、日本アニメの創世記の戸田さんの姿と重なって、とても印象的でした。
また、アンパンマンの歌も、シンプルな歌詞の中に、大切なメッセージが込められていますね。
あつみさんのコメントで、とても深まりました。ありがとうございます!