台湾VWイベント事情(2007 Summer Bug Meeting)

　先日，西日本を代表する空冷VWのイベント"BUG IN MIKI 2007"について拙ブログにアップしたところ，以前からネット上で親交のある台湾の「VW CAMPMAN CLUB OF TAIWAN」のメンバー・Leeさんからメールを戴き，彼のブログで日本のイベント事情として三木のイベントの画像を掲載いただいた。この週末は日本ではVW Campmobile Clubの”ならここ”のキャンプイベントがありましたが，台湾でも”2007 Summer Bug Meeting”が行われたようで、御礼の意味もこめてこのイベントを日本のVWフリークに紹介するためアップいたしますね。 トップ画像の白のウェスティがLeeさんと思います。

　

　日本と同じで，トップ画像のタイプ2をはじめ結構状態のいいオーバルやタイプ3も参加されていて日本のイベントと何ら変わりはありません。MIKIに比べれば小さい感じですが芝生の会場はユーロ的でもありますよね。紹介した画像以外にも動画も送ってもらったのですが、日中は33度（さすが台湾）CMCと同じで夜はキャンプされているようでした。コールマンのテーブルランプや古いジャグ，クーラーなども登場して日本人も台湾人も考えることは同じですね。食べてる物はちょっと中華風かも知れませんが・・・

　

　イベントに参加したVWには画像のようなヨダレモノのビンテージパーツがつかわれていたり、ウィンドシールドにワイパーに挟む形でアワードの表示がされるところなのも日本的ですね。タグは漢字ばかりですけどね！。全世界，VWファンは何処にもいますし，ファンの考えることは同じなのですね！

ブルースの名手，ミルト・ジャクソン

Opus De Jazz/Milt Jackson
(Savoy MG-12036)

　モダン・ジャズ・カルテットは室内楽的なクラシックよりの演奏で有名ですが，あくまでもグループサウンドとしてであり，個々はいずれもブルースの名手です。特にジャクソンにおいては、そのリーダーアルバムはブルージーであり、MJQのアルバムが悪いわけではないのですが、個人的にはこちらの方に軍配を上げたいですね。サヴォイのジャクソンのアルバムはどれも粒ぞろいで，ブルースフィーリング溢れる彼のアプローチを楽しめますが，中でも名盤の誉れ高いのが本日アップのこのアルバムです。皆さん所有されていると思われますし，あらためて説明の必要はないかも知れませんね（笑）。

　メンバーはMilt Jackson(vib)に加え, ベイシーバンドのキープレーヤー，そしてこの演奏のアレンジをも担当したFrank Wess(fl, ts), ジョーンズ兄弟の長兄・Hank Jones(p), ベイシーバンドのEddie Jones(b), MJQのオリジナルメンバーでモダンドラミングの開祖とも言われるKenny Clarke(ds)の五重奏団です。有名なA面は2曲のブルースからなります。トップのホレス・シルバーの"OPUE DE FUNK"が良く知られていますが，個人的には"OPUS POCUS"のアーシーなフランク・ウェスのテナーソロが聞けるこの曲の方が好みです。B面の"You leave Me Breathless"はジャクソンのイントロが美しいバラードです。最後はまたブルースで"OPUS AND INTERLUDE"です。何れの曲でもクラークの安定したドラミングがこの快適さを生み出しているのだと思いますね。

　所有盤はサヴォイの再発輸入盤です。自分のつたない記憶によると確かイラストのカバーのモノがあったと思うのですが，そちらがオリジナルですかねぇ？？？情報ありましたら，御教示くださいね。