67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

新たな仲間,GIBSON LG-1 1962

2007-06-07 06:22:12 | アコギ

 今回,マーチンD-41を手放し売却しました。その代わりと言うわけではないですが泥臭いアコギブルースをやるのにいいかなと言う感じでGibson LG-1を手に入れました。ラダーブレーシングで小振りなボディに固定ブリッジ、60年代前期モデルに見られる17度ヘッドから繰り出される乾いた軽い音色はデスク脇に置いといて軽く爪弾くには最高です。ネックは60年代後半のGibsonに見られるような細すぎるネックではない(この細いネックを好む方もおられますよね。)ので軽く指弾きするには最高です。トップに小きずはありますが,サンバーストのボディは雰囲気があっていいですね。ペグも3連でまさにビンテージです。

 頑張ってブルースが弾けるように練習しなくては・・・
 いつも道具ありきの姿勢は変わりませんね(爆)。

ROUTE66の作者として知られるボビー・トループ

2007-06-07 03:46:14 | jazz & vocal
do-re-mi/Bobby Troup
(Liberty LRP3026)

 ROUTE66はご存知のとおりシカゴからLAまでの地名を読み込んだ歌詞が印象に残る佳曲です。勿論,現在でもこのルートは存在していますよね。白地に黒で66を抜いたカーバッジやステッカーは誰も一度は見たことがあるのではないでしょうか?ゆっくりとVWでキャンプしながら走ってみたいルートですね。この曲のボーカルはナット・キング・コールのものが有名ですが,この曲を作ったのが本日スポットを当てるボビー・トループです。彼はマルチなタレントぶりで,アメリカでは非常に知られた存在です。ダンサー,ピアニスト、歌手、司会者,俳優といろんな肩書きがありますし、ジュリー・ロンドンの夫でもありますよね。このトループはマット・デニスと肩を並べるくらいの弾き語りの名手でもありますが、今日のアルバムはウエストコーストジャズメンの粋なバッキングにのった彼のボーカルを楽しめる一枚です。

 バッキングはRed Norvo(vib), Buddy Collette(as, ts, cl, fl), Bobby Enevoldsen(tb, bcl, ts), Jimmy Rowles(p), Al Viola(g), Mike Rubin(b), Don Heath(ds)のセプテットです。トループのボーカルはソフトでイキ,都会的センスに溢れており渋い一枚に仕上がっております。サイドAのタイトル曲"Do-Re-Mi"ではノーボのバイブが活躍しますし,2曲目の"Baby, Baby All The Time”の優しく,哀しくそれでいてソウルフルなボーカルはA面の聴きモノです。トループの名を最初に知らしめた"Daddy"もA面ラストで聞かれます。そして話題の"Route66"はB-1に収録されています。作詞作曲者ならではの好唱はナット・キング・コールと甲乙つけ難い魅力がありますね。

 所有盤は,リバティ,ターコイズのオリジナル・モノラル盤です。コーティングの効いたバーガンディのカバーが美しいですね。