67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

ブログ2周年

2007-06-12 19:35:18 | Weblog

 とうとうブログを初めて2周年になりました。最初はブログの使い方もわからず試行錯誤の連続で、自分の覚え書きあるいは日記のような軽い感覚でした。というのも当時はwebが更新の主体でしたので,あくまでもブログは付属品と言うポジションと考えていたのです。あれから2年,趣味のVW, CAMP, アコギ, JAZZどれも飽きずに続けています。最近はジャズレコードのブログと化してしまった感は否めませんが,VW, キャンプ,アコギのログも散発ながらアップしながら続けていけたのも皆様の熱いコメント、TBのおかげだと感謝しています。

 VWに関しては6年になる66bugと67westy(今日の画像)は今も大きな故障もなく健在で、前者はデイリードライバーとして後者はアウトドアの主役として活躍してくれています。この夏には現在富山でレストア中ですが69conv.が新たに加わる予定です。キャンプもシーズンですから暇を見つけてアウトドアを楽しみたいなと思っています。

 アコギも血迷って購入した64ハミングバードからD18,35,最近仲間になったLG-1と道具優先はいつものことで、恥ずかしながらお粗末なテクニックですので道具に笑われないように練習しなければと考えています。

 そしてジャズです。このブログ発展の原動力となったジャンルですが,毎日なるべく更新する方針は変わらず行きたいと思っています。コメントいただける仲間のおかげでジャズ批評にも掲載され、ええかげんなことは書けないと思いながらも、時には苦しんでアップしているのが本当のところです。ネタ切れぎみで、超有名盤や怪しいアルバムも登場すると思いますが、皆様のコメントで更に勉強させていただき、今後も楽しいジャズ談義ができればと思っています。

 最近は,GOOブログの中でも一日300アクセスポイントを越えるようになり700-1000位以内を保てるようになったことは正直嬉しく思っております。皆様の度重なるご訪問、心から感謝いたします。これからも何とか維持していこうと考えておりますのでご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

67camper

ある紳士協定

2007-06-12 02:40:30 | jazz & vocal
With Respect To Nat/Oscar Peterson Trio and Orchestra
(Limelight, Nippon Phonogram reissue SFX-10533)

 いきなり変なタイトルで始まる本日のアップです。ご存知のように,OPのボーカルがあまりにもナットキングコールに似ていたため2人の間でかわされた紳士協定の話です。OPはあるインタビューにこたえて次のように語ったと言います。NKCが主としてボーカルで稼ぐので,OPはピアノで稼ごうと言うものです。最終的に,これはジョークであったようですが,OPはNKCの死後8ヶ月をへて、NKCへのトリビュートアルバムを制作します。これが本日アップの盤です。

 メンバーについては、大人気を博したNKCトリオを意識して、レイ・ブラウンのベース,ハーブ・エリスのギターを従えてのトリオでの演奏/歌唱がこのアルバムの中心になります。曲によってはマニー・アルバムがアレンジを担当したオーケストラがバックをつとめています。トリオ,オケのバック何れでも『普通にやって似ている』OPのボーカルには驚いてしまいます。前記の紳士協定もジョークながら、さもありなんと思わせてしまうOPの唄と言えるのではないでしょうか?。A-2の"It's Only A Paper Moon"やA-4の"Sweet Lorraine", B-1の”Gee Baby Ain't I Good To You"やB-5の"What Can I Say After I say I'm Sorry"等のトリオでの歌唱はとくにソックリを感じさせる出来映えですね。特にペイパームーンのボーカルは録音の良いNKCと思わせゾクゾクするほど似ています。また演奏がこのトリオですばらしいのは言うに及ばずです。オケではA-5の”Unforgettable"が好きですね。NKCの古い録音も良いですが,90年代にNKCの映像とともにうたったナタリー・コールのボーカルを思い出しますね。NKCの映像じゃなく生OPとナタリーでのDuoなんて企画もやったら受けそうなのですが,確かこれは未だ実現してないですよね?!

 所有盤は日本フォノグラムがリリースした再発盤です。原盤はライムライトだと思います。OPの2枚目のボーカルアルバムであり,NKCへの敬意に満ちあふれたトリビュートアルバムに仕上がっています。