67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

オイル漏れ,片うちの66bug

2007-06-17 18:03:42 | Volkswagen

 最近,車庫の汚れがひどい。古いビートルではオイル漏れが頻繁にあるモノなのかもしれないですが、購入2-3年は漏れていなかったオイルが右のシリンダー側からポツポツと漏れるようになってきました。また,この冬からのエンジン始動時の片うち傾向は変わらずキャブ調整でもなかなか改善しません。少し走れば,片うちは解消され、高速走行も問題ないのですが、車庫の汚れは何ともなりません。この夏~秋にコンバチが仲間に加わると必然的に車庫前スペースにパークすることが多くなるだろうと予想されますし,車庫前スペースが汚れることをカミサンが嫌いますし,ますますワーゲン嫌いがエスカレートしてはと考え,大決断をしなくてはと考えています。エンジンオーバーホール、最終手段です。買って6年,2度目のエンジンおろしになりそうです。6月末からフラットパワーさんに御願いしてやることにいたしました。またバス生活です。

DSMといえばクレフ,ノーグランだが,・・・

2007-06-17 06:53:39 | jazz & vocal
Jazz Concert/Coleman Hawkins, George Auld & Ben Webster
(Grand Award G.A.33-316)


 JAZZレコードの収集を重ねて行くと,そのジャケットの魅力に多くの収集家が魅せられ「ジャケ買い」なんて言葉まで生まれ,日本を代表するジャズ雑誌「ジャズ批評」ではそれが大きく取り上げられ市民権を得るようになってきました。さて、カバーの話になると必ずや出てくる名前があります。DSMことDavid Stone Martin の名前です。彼が描いたイラストはクレフ,ノーグランに頻繁に使われ皆様ご存知の通りと思います。一方,レーベル的にはマイナーですが"Grand Award"にも彼のイラストを使用したアルバムが何枚か制作されています。本日のアップはそんな一枚でColeman Hawkins, George Auld & Ben Websterと3人のテナーにスポットを当てたオムニバスアルバムです。

 この裏カバーにDSMについて比較的詳しい記載があるのです。1913年、シカゴ生まれ。彼は元々"muralist"すなわち壁画家として有名になったようで,最初の仕事は病院の壁画で注目を浴びたと言います。戦後の1946年,NEW YORK ART DRECTORSが彼のことを表彰し全米で注目されるようになったといわれています。現在,Metropolitan Museum Of The Art, Art Institute Of Chicago, Broooklyn Museum of Art, Museum of Modren Art(MOMA)に彼の展示があると記載されています。MOMAは行ったのですが,その時DSMについて意識していませんでした。残念!!!。

 さて、このアルバムに収録された演奏は,サイドAがHawkinsのバンドで十八番の”Body And Soul”が聴かれます。メンバーはDizzy Gillespie(tp), Hawkins(ts), Clyde Hart(p), Oscar Pettiford(b), Max Roach(ds)です。B面はHawkins, Auld, Websterのサックスの競演です。"Salt Peanuts"、”Pick Up Boys"等が収録されています。B面最後の3曲はGeorge Auldのオケで”言い出しかねて”の演奏がいいですね。 演奏的には価値が少ないのかも知れませんが,自分が所有する唯一のGrand Award盤で、一応オリジナル盤と思います。コーティングが効いたカバーは美しいですね。Grand Awardというとボーカルの”リン・テイラー”の一枚がありますよね。未入手未聴です。ぜひ聴いてみたい一枚ですね。