今日は突然思い立って,富士通プレゼンツ「100 Gold Fingers Piano PLay House Part10」の高知公演に行ってきました。当然前売りは買ってませんので,当日券で金6000円なりを支払いオレンジホールの一番後ろの席での鑑賞となりました。
以前にもこのライブは聴いたことがありますが,今回はジョアン・ドナートが出演するとのことで是非効きたいと思い足を運びました。オープニングはRod O'brienのYardbird Suiteでした。後印象に残ったのものを紹介しますと,Don Friedmanの酒バラ、メンバーの中では異色の赤いキャップがイカしているドナートのMeditation, Besame Muchoが良かったです。ドナートの生が効けただけで収穫でした。二部はトシコのソロ,long yellow roadで始まりました。やっぱり存在感抜群です。ベニー・グリーンとのJust One Of Those ThingsのDuoも良く,トシコのピアノの腹をけり上げるような鋭いアタックは70才を遥かに越えているとはとても思えません。素晴らしい,日本の宝ですね。Cedar WaltonのHollyland, Cyrus Chestnutのナイチンゲールも良かったですね。最後のジュニア・マンスとサイラスのブルースデュオもノリノリでした。フィナーレはAトレイン。順番にソロを弾いていきますが,ここでもドナートのアプローチがいかにもラテン系でよかったですね。アコースティックベースのクランショー,ドラムのグラディ・テイトも歌こそでませんでしたがこうサポートでした。
久々のジャズライブ,満喫でした。