2015シーズン法科大学院入試序盤戦

2014-09-02 10:22:26 | 法科大学院関連

中央ローが710名もの正規合格者をだしたようですね。昨年は追加・補欠込みで777名だったようなので、正規合格の段階で700オーバーは、なかなかなインパクトです。出願者は1076名ですので、受かるのが当たり前な感じになってきてます。

早稲田もここ5,6年維持していた入学者数250名前後が、今春入学者数は179名に激減しているようです。なので来年入学者を確保すべく大量の合格者を出す可能性が俄然高まってきましたね。明治に至っては、過去5年間で直近から50・137・131・100・296という推移を辿っています(普段から変動が激しすぎる気もしますが)。しかし今年の入学者数が50人というのはちょっと衝撃的です。

2倍要件を文科省が撤廃したので、まずは定員確保に邁進し始めたんでしょうか。入学させておいて、あとは共通到達度試験で調整する、という感じになりそうです。何しろ、司法試験に合格するには、学力を一定水準まで持っていかなければなりません。その水準を如何に早期にクリアーするかがポイントです。ロー入試が既修レベルでもかなり低下してきているので、「ローに受かればいい」、とい言うのではなく、本試験を見据えた準備をしておくべきでしょう。そうしないと後でツケが回ってきます。

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