以下はコメント欄のお答えとして書いたのですが、コメント欄を逐一チェックする人はそう多くはないと思うので掲載します。ちょいと補充アリ。
今後下四法の短答式試験過去問題は、「論点集」としての価値はあります。事例的な問題は論文対策としても有益です。肢を正確に切るためには必要な細かい知識部分を覚える必要はありませんが、条文なら大体のあたりがつくようにはしておきたいです。行政法のように住民訴訟について論文で出る(前年に短答で聞かれたような内容)こともあるからです。
判例問題は、その判例は「重要判例」である、と試験委員が言っているようなものです。特に問題に掛からしめた部分は、その判例のポイント部分ということになります(あくまでも目安ですが)。
もっとも来年受ける人の場合は、時間的な負担の問題もあるので、とりあえず事例的な問題だけ潰すのが効率よいかと思います。3科目の模試は時間配分の経験を積むという意味で必要でしょう。短答は3科目ばらばらでやるのか、2時間55分で3科目なのかで大分様子が違ってきますので注意です(科目別の時間が出ているのでバラバラなのでしょうが)。