はなが気持ちよさそうに寝そべっているのは、玄関前のタタキに取りつけられた、ぶ厚いガラスの覆いの中。今どきの玄関ドアは断熱、耐火構造なので、こんな厳重な玄関フードは必要ないのだが、この辺では必須アイテム。
というのは、冬の暴風雪によって玄関そのものがしばしば凍りつくため、ドアを開けられなくなるから。隣町は豪雪地帯なのに、こんなアイテムをほとんど目にすることはない。気温と風が穏やかなせいなのだろう。
今日は暖かくて、ここにいたらたちまちまぶたが重くなる。硝子戸の中にいた漱石も、さぞかし眠かったろう。(2022.6.1)
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