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2015.6.28 『暑寒別岳』(箸別・1,491m)

 

 この週末は久しぶりに土日を自由に登れるはずであった。
ところが急に野暮用ができ、土曜日の午前中はそれに時間を費やされた。
一泊で同行予定のToshiとHiromiには再三の変更を強いることとなり、大変申し訳なかった。
専務、先生、この場を借りてお詫び申し上げます



そんなことで、昨日の昼近くに江別をスタートした。
この日はもう移動日と割り切り、まず私が以前住んでいた滝川市に向かった。
そして高校時代の旧友を訪ね、しばらく話し込んだ。



その旧友Toちゃんの女房Kaーちゃんがおかしくて、みんなを笑わせてくれる。
頭のネジが何本かはずれていて、口をついて出る言葉がおかしくておかしくて・・・
このKaーちゃんとの対面は、Toshi、Hiromiとも楽しんでいた。



 そんな旧友のお宅をいとまして、滝川市内にある私の家の墓へ。
宗教が大嫌いで、信心のかけらも持ち合わせぬこの私は、山登りばかりしていて墓参りをすることがない。
そこで二人に良い機会をもらい、墓参りをしてきた。
しかし、我が両親が眠る墓の前で両手を合わせたのはToshiだけであった。
Toshiさんありがとねーっ!



 なんだか山の話しがさっぱりで申し訳ないが、このあと「滝川ふれあいの里」で入浴して、ようやく『暑寒別岳』箸別登山口へ向かうこととなった。
登山口に着いたのが4時半。



この日の長い貴重な時期を楽しむべく、外で宴会をすることにした。
今年初の野外宴会だ。
登山口近くに良い車中泊場所を見つけ、遠く『暑寒別岳』を眺めながらの宴会は格別だ。
しかし風が冷たく、あま長居はせずに車中宴会に切り替えた。



 今朝は4時に起床。
夜半頃よりポツリポツリと雨が降りだし、どうなるかと案じたが、起床時には止んでいた。



 『暑寒別岳』箸別登山口を、5時5分にスタートした。
先行者の車が4台。
一人を1合目までに抜き、2人組のタケノコ採りを4合目で抜く。



更に4名パーティーを8合目で抜いたので、残るはひと組だけ。
しかしこれは単独行者で、我々が頂上に到着すると同時に下山を開始した。



 スタートしとて2合目までは美しい緑、緑、緑の中を行く。
傾斜がゆるいのでベースを上げやすい。
そして2合目を過ぎると傾斜角度が増してくる。



そうなるとHiromiのペースが落ちるので、スピードを抑えて登行する。
3合目を超えると登山道の両側に続く笹薮に、タケノコが目立ってくる。



いくらでも生えている。
登山を中止してそちらに没頭したい気分になる私。



 昨夕きっちりその姿を見せていた『暑寒別岳』は、気温の上昇とともに、にわかに湧き出したガスが全てを覆い隠す。
しかし幸いなことに、そのガスは8合目で下界に広がる雲海となってくれた。
それでも長くは続かず、ガスが覆ったり晴れたりを繰り返す。

 

7時45分頂上着。登り2時間40分。
なんとか3時間以内で、と思って登ったが、Hiromiは本当に速くなった。
下山も2時間ちょうどだ。



人間努力すれば必ず向上するということの、理想的サンプルだ。
さて、これから益々その健脚を発揮する場が出てくるぞ!



 最後は山の幸を少々頂いて下山。
いつもこの時期はひどいブヨに見舞われるが、今日はそれをほとんど感じなかった。
登山口に戻りついてもそれくらい涼しいということだ。
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