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2015.12.6 『紋別岳』(865m)

   

 昨日の夕方、Hiromiと支笏湖に出かけて車中泊。

天気予報に従い支笏湖に向かったのだが、積雪の状態がわからないので、登る山は現地に着いてから決めることにしていた。

千歳を過ぎ、暗い中を走っていると、どうも辺りの積雪が例年より多い。

雪の少ない地域であるため、例年この時期はほとんど雪がない。

なのに道路脇には除雪車が跳ね上げた雪の小山。

先日の大雪がそのまま残っているようだ。

『モーラップ山』の麓に着いて夕食=「かんぱ~いっ!!

この夜は珍しく寝ないHiromi。

たいてい夕食後に横になったと思ったら牛になる、いや、眠りこけてしまうHiromiだが、この夜は眠ることなく、いつまでもバカっ話しに花を咲かせ、一人でゲラゲラ大笑いをしているHiromiであった。

 

 今朝も起きたのが6時半過ぎ。

外はワッサワッサと雪が降っている。

当然モチベーションが上がらす、とりあえず目の前の『モーラップ山』(507m)に登ることにした。

ちょっとした小山で、すぐに登ってしまえそうだが、この山はHiromiに登った経験が有りながら、私にはない唯一の山だ。

しかし、まだ雪が中途半端で笹が濃いので途中でやめた。

そこで『紋別岳』に登り、早くに帰途につくことにした。

 

 8時45分、登山口をスタート。

『紋別岳』は遅くまで降雪が少なく、年が明けてもほとんど雪がなかったこともある。

それにNTTの管理道路を歩いて登る安心感からか、厳冬期でも人気が高く、人に出会わないことがない。

この日も登山口には既に車が10台。

 

 登山口から10分も歩くと左手に電線保守管理用の刈り分け道が現れる。

10数年前にできた刈分け道だが、これが登山道のようで楽しい。

夏場は下部でイタドリ等の猛烈な草に覆われるが、この時期はすっきりとして登りやすくなる。

更に今日は前日大勢の登山者によって付けられたような深々としたトレースが続いていたので、楽をして登ることができた。

そんな状態であるから、装備していたスノーシューを使用したのは、もう頂上に近くなってからだった。

  10時ちょうど、頂上着。

登山口では曇り空だったが、途中から雪模様となり、頂上ではガスも加わって何も見えないので、即下山を開始。

下山を開始すると、ようやくガスが切れだした。

視界が効き、風のないところで昼食。

いつも通り、二人で別々にラーメンを作っていると、上から子供連れの団体さん(総勢7名)が降りてきた。

 

子どもはスノーシューを履いているものの、とてもその先の急斜面を下れる技術は持っていない。

そこでそのパーティーのリーダーと思われる男性が降りてきた時に話をした。

するとスノーシューは外してツボ足で下るとのことだったので、「ホッ・・・」

ところでこの男性、ブロガーとのことで、ラーメンを作る我々の写真を撮っていいか? 顔は出していいか? と問われた。

もとよりオープンな我々なので、一切構わないが、

この男性はブログ「デジカメ持って野へ山へ」の主宰者だそうだ。

 

 11時20分、登山口着。

『紋別岳』、これはやはりこの時期にはもっともふさわしい山のひとつだわぁ・・・

Hiromiもいっつも同じだけど、「いやあ、楽しかったなあ~」

 

 

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