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2017.8.6 『神居尻山』(947m)  好きな山に癒されて・・・

 ウダウダと愚痴をこぼしながら嫌な7月が過ぎ、

8月に入ったものの11日からの休日を前に、

追い込みのため仕事は益々忙しさに拍車がかかる。

そんな中、週6日勤務を終えると、やはりモチベーションなんか上がらない。

どうにかこうにか重い腰を上げて、今朝「道民の森神居尻地区」に向かった。

 

 7時ちょうど、最奥の駐車場に車を止めてスタート。

今日は久しぶりにAコースを登り、Bコースを下った。

Aコースを登るのは、今年の2月5日以来だ。

駐車場から一旦下って車道をAコース登山口方向に歩いていくと、

宿泊施設の前を通るのだが、その駐車場が満車だ。

思えば今子供たちは夏休みの真っ最中。

うちの子供達(現在長女36歳、長男33歳)が小学生だった頃、

この時期は毎週末、一日そこにいても誰も来ない山の中でキャンプをしていたとを思い出した。

子供は自然の中で遊ぶのが一番!

そこには創造力を育むものがたくさんある。

 

 Aコース登山口手前で右手の散策路に目が止まった。

以前は確か「彫刻の森」と書かれた看板が立っていたはずだ。

それが今は何もない。

久しぶりにこれを入ってみることにした。

ずいぶん前になるが、この散策路を利用したことがある。

そのときは下草が伸びて鬱陶しかったので、

その後それを利用することはなかった。

というわけで、この散策路が上部でAコース登山道に合流することは分かっていた。

  6~7月と若々しかった草木の緑が、

太陽光を十分吸収してずいぶん色が濃くなった。

気温はそう高くないのだが、登るほどに汗は滴り落ちる。

しかし空気は乾いており、なかなか気分爽快だ。

Aコース登山道は小さなアップダウンを繰り返しながら、

徐々に高度を上げて行く。

途中で2組を追い越した。

それでもこちらはゆっくりのんびり。

自作自演の物語を仕立てるために何度も立ち止まり、

三脚を立てて写真を撮りながら進む。

ところで、Aコースを登る人に出会うのは大変珍しいことだ。

『神居尻山』山頂に続く3つの登山道のうち、このAコースが最も長い。

長いと言ったって、5.8kmの話しだが。

他の2コースは3.2kmほど。

そのため登りには敬遠されるのだろう。

適度な長さに加え、変化に富んだ風景が美しいコースなんだがなあ。

『ミニ山の会』のメンバーは皆このコースが大好きだ。

 

 美しい風景を眺めながら、そして自画像を撮りつつ楽しく登って、

9時ちょうど、『ピンネシリ山』分岐。

ここから『ピンネシリ山』への登山道は、10年以上前の災害で決壊したあと、

修復されることなく廃道となってしまった。

 

 『ピンネシリ山』分岐から見る頂上はガスの中だった。

しかし歩を進めるほどにガスが晴れ出し、

9時15分、頂上に立ったときには、とりあえずその部分のガスは晴れてれた。

人は誰もおらず、大変静かな頂上。

ただ何も見えないので長居することなく、Bコースを下りだした。

この下山ではガスで殆ど何も見えなかった。

膝をいたわりながらゆっくり下って、

10時15分、駐車地。

駐車場には車が増えていたが、それでも今日は少なかった。

下るほどに気温が上がり、暑くなったので早いうちに登ってよかった。

 

 『神居尻山』は何度登ってもいい山だ。

今日は重い腰を上げてよかった。

仕事はあと4日で長いトンネルを抜けられる。

さて、とりあえず「サイゼリヤ」でワインだ!

 

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