北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2017.8.13 『ピヤシリ山』(987m) 《盆休山旅④ー②》
7時25分、登山口ゲートをスタート。
頂上手前のピヤシリ小屋までは林道歩きだ。
霧雨に濡れながらの歩行は不快で、二人とも無言で歩く。
その歩行距離が示す通り、間もなくピヤシリ小屋。
そしてここからがちょっとやっかいだ。
登山道を覆う笹の海が広がる。
しかも降り続く雨水を大量に蓄えている。
あっという間に全身びしょ濡れだ。
但し、2年前にも登っているので、想定内。
いくら濡れても、すぐに下山して着替えられる。
7時55分、頂上。
全く視界が効かない頂上にはこの日も3分ほど留まっただけで、即下山。
淡々と下って、
8時25分、駐車地。
いやあ、つまんね!
まだ時間が早かったので、名寄市内をグルグル走ってみたり、最北のイオンで買い出しをしたり・・・
その後となりの士別市に向かい、Hiromiの大学時代の後輩を訪ねた。
予め連絡はせず、行き当たりばったりの訪問に、驚嘆するHiromi。
そう、この後輩も同名(漢字も)のHiromiなのだ。
そんな後輩Hiromiは、私もフェスブック上で「友達」になっているので、
二人の子供たちを含め、写真で顔はしっかり覚えていた。
HiromiとHiromiが話している間、私は二人の子供たちと遊び・・・
短い滞在の後、滝の上町に向かって車を走らせた。
そして滝の上町で入浴し、北大雪スキー場へ。
しかし、この日も雨は強弱を繰り返すものの、決して止むことはなく、
北大雪スキー場に着いても、濃いガスに包まれた中、霧雨が降り続いた。
そこで、翌朝も同様の天候が続くなら、そこを離れて帰途に着こうと決断。
二人とももう雨の中の歩行はうんざりだった。
2017.8.12 『ウエンシリ岳』(1,142m) 《盆休山旅④ー①》
ようやく待ちに待った盆休み。
私は11~16日までの6連休。
11日の午前中、女房と墓参りを済ませた。
そしてその午後、Hiromiを拾って出発した。
今年は表大雪と北大雪で過ごすことにしての出発だったが、どうも天候が怪しい。
そんな不安を抱えて走っていると、
いくらも進まないうちに雨が降りだした。
目指す方角には雨雲がびっしりへばりついている。
それで北に向かうほど雨の確率が低いことから滝の上町に変更し、
『ウエンシリ岳』に登ることにした。
盆の大移動が始まっていたため、
高速自動車道や幹線道路の利用を避け、
幌加内町から士別市を経由して『ウエンシリ岳』登山口に着いたのが19時近かった。
辺りは濃いガスに包まれて、どうにもいやな感じだ。
翌日の天気予報は「曇り時々雨」。
しかしそれは平地の予報である限り、山では間違いなく雨だ。
12日(土)、朝8時25分、重い腰を上げて中央登山口をスタート。
雨は降っていない。
しかし濃いガスで周りが何も見えない。
見えるものと言ったら、目の前の登山道とHiromiの姿だけだ。
つまらないが、黙々と登るしかない。
登山道は思いの外整備されていたが、
私の背丈以上もあるイタドリが多い尽くした箇所は実に不快だ。
山を歩いていると、頭の中を色々なことが巡る。
それから数えて、今回が4度目となる。
遠隔地で、なかなか訪れることがない。
黙々と登り続けて、
10時45分、頂上。
思えばこの山に初めて登ったのが16年前だ。
この頂上に着く少し前から雨が降りだした。
雨が降りだし、頂上からの展望も全く望めないので、そこに5分と留まらずに下山を開始した。
するとそれまでポツラポツラ程度だった雨が、ザ~ザ~と降りだした。
雨具着用には体温が高すぎるので、
そのまま下山を続けたが、結果すぐにずぶ濡れになった。
そして雨の中の登山道はよく滑り、下るのが大変長く感ずる。
12時30分、登山口。
なんとか携帯電話の電波が通じるその場で、翌日の予報をチェック。
ダメだ、また雨だ。
悩んだ結果、北大雪とは逆方向の名寄を目指して車を走らせた。
登る山の高度を下げるためだ。
途中下川町の五味温泉で汗を流した。
その後、『ピヤシリ山』の東側登山口に入ろうとしたのだが、
周辺でサンルダム建設の大規模工事が進められており、道々が付け替えられていた。
従って目的の林道に入ることができない。
原点に返って旧道々を進んでみるも、その道はサンルダムの建設現場に続いており、
現場手前のゲートで通行止めになっていた。
仕方がないので、ピヤシリスキー場奥の林道を進み、登山口で車中泊とした。
辺りはガスに覆われ、小雨が降り続いていた。