北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2019.6.2 『落合岳』(1,166m) 思いつきの一座へ
土曜日に『沙流岳』をリタイアしたあとの日曜日は、
登る山を決めずに出かけていた。
それで『沙流岳』の登路で眺めた『落合岳』に登りたくなり、
南富良野町へ車を走らせた。
道々1030号「石勝高原幾寅線」の南富良野町側で車中泊。
広く立派な舗装道路が砂利道に変わる手前に、
よい駐車地が見つかったので、
そこから徒歩で幾寅峠頂上まで歩き、
NTTの管理道路に入ることにした。
もう冬季通行止めは解除され、
幾寅峠を車で越せるのだが、
道々の砂利道部分を歩くことにしたのは、
峠の頂上まで車で上がってしまうと、
歩行距離が短すぎるためだ。
5時50分、駐車地をスタートした。
明け方まで雨が降っていたようで、
路面や草木が濡れている。
100mほど舗装道路を歩くと砂利道となり、
道幅もひどく狭くなる。
「車が来なけりゃいいな」などと思いながら歩を進める。
短調で直線的な長い砂利道が続く。
唯一新緑がまぶしいほど美しいのが楽しみだ。
6時35分、幾寅峠頂上。
HiromiのGPSによると、
駐車地からここまでちょうど3kmだった。
頂上の東側にゲートがあり、
許可なき者の侵入を禁止している。
ごめんなさい、ちょっと登らせていただきます!
このゲートから『落合岳』頂上までは4.5kmと表記されていた。
それに加え、この管理道路には支笏湖の『紋別岳』や、
夕張市の『真谷地岳』(勝手に名付けた)のように、
頂上までの距離と、ゲートからその地点までの距離が、
200mごとに示されており、
現在地が常に明白で大変助かるところだ。
この管理道路を約2年前にHiromiと歩いたことがある。
その時は災害のため「石勝高原幾寅線」が通行止めとなっていた。
するとヒグマが自由に歩きだし、
この管理道路におびただしいヒグマのフンが続いていた。
しかし今回は2箇所でそれを確認しただけ。
通行止めとなるとこんなに違うものかと感心する。
4.5kmの管理道路歩きは快適だが、
ところどころでガスに見舞われてうっとうしい。
それでも頂上が近付くとガスが晴れ出し、
南にトマムスキー場の建物が見える。
そして東の山々を眺めながら、
7時45分、『落合岳』。
ガスがかかったり晴れたりとめまぐるしい。
そして風が冷たく、脚を出しているHiromiは寒いべやあ!
頂上付近を少し歩いてみてから下山を開始。
アスファルトの下りは速いが、
あまり車が通らない路面はヌルヌルしていて滑る。
8時50分、幾寅峠頂上。
それからやけに長く感じる砂利道の道々を下り、
9時30分、駐車地。
道々の砂利道部分を往復6km歩いたが、
その間に一台の車も通らなかった。
それが「石勝高原幾寅線」の実態だ。
時間は早かったが帰途に着いた。
日曜日の山行は早く終了すると余裕ができていい。
帰ったらHiromiと同じように、
私も洗濯その他の後片付けをしなければいけないのでね。
そして余裕をもって夕方「サイゼリヤ」で 乾杯!
この週末も土日で35kmと、よく歩いた。