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2019.6.29 『神居尻山』(947m)  視界が悪いと思っていたが・・・

 ウィークデーに晴れて、

土日が雨という状況がパターン化してしまった。

思えば3月から5月の末まで、

晴れ続きの週末が続いたので、

それも致し方ないかとあきらめるしだいだ。

 この週末も一旦雨が回避できる状況となったものの、

このところ北海道に流れ込んでくる湿った空気のせいで、

重苦しいガスが山々を覆い尽くす。

そんな状況ではどこへ行っても同じなので、

慣れ親しんだ『神居尻山』に登ることにした。

 金曜の夕方Hiromi を迎えに行き、

『神居尻山』に向かった。

Hiromi の住まいから『神居尻山』までは1時間ちょっと。

今は日が長く、明るいうちに着けるので助かる。

到着して確認したHiromi のウルシにかぶれたふくらはぎは、

随分きれいに回復していた。

皮膚科が処方してくれる薬はすごい効き目だと再確認する。

  その夜はゆっくり酒を飲み、

寝たのが11時を過ぎていた。

 翌日早くに起きる必要がなく、

ちょっと気が緩んだ。

結果、土曜の朝目覚めたのが8時40分!

腕時計を見て驚いた。

それまで目が覚めないのだから、

俺って疲れているのかあ!?

 道民の森のBコース登山口近くの駐車場まで移動し、

9時45分、スタート。

Aコースを昇るのだが、入山は最寄りの登山口。

その入山口の前の車道にヒグマのフンが落ちていた。

小さな個体のもののようだが、

公園内でヒグマの出没を伝える動きがない。

札幌市内や野幌原始林で頻繁に出没するヒグマのニュースでマヒしたか?

まあ騒がれても困るのだが。

もう20年近く前になるが、

『神居尻山』Aコースの上部で、

干上がった水たまりにヒグマの足跡が残されていたことがある。

この時はしばらくの間、全コースで入山禁止処置が取られた。

そんなことが懐かしくなった。

 下草が刈られ、手入れが行き届いた広い登山道を登っていく。

傾斜がきついので、グイグイ高度を上げる。

そしてAコースに合流する。

するとAコースの方が草だらけ。

登山道より、そこまで歩いた一般者向けの散策路重視だ。

この日も元気なHiromi が、

前! 前!! 前!!!

を行く。

時折見える頂上にはガスがかかっていない。

これは拾いもの!

11時45分、稜線上。

すると風が強くなった。

そして冷たい。

黄色いエゾカンゾウが終わりかけていた。

12時ちょうど、『神居尻山』。

頂上は強風が吹き荒れていたのでスルー。

私は半袖短パン姿だが、さすがのHiromi も、

この日ばかりはズボン着用。

Aコースの登路ではまだまだ元気そうなウルシが、

たくさん葉を開いていたので正解だ。

B、Cコースの分岐からはCコースを下った。

下り始めの急下降箇所は随分荒れ果ててしまい、

ゆっくり慎重に下りたい。

12時50分、Cコース登山口。

車の来ない広い舗装道路をのんびり歩いて、

13時ちょうど、駐車場。

この日は『神居尻山』で良かったと、二人して満足。

翌日予定の山へと、赤平市に向かった。

 

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