北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2020.2.24 『258m峰』(点名:十三哩) 夕張の雪景色を楽しむ
三連休最終日はようやく晴れた!
夕張で目覚めるのがまたいい。
今回は初めて夕張市十三里(とみさと)地区の山に足を踏み入れた。
この辺りはJR石勝線と道東自動車道が並行して走っている。
その道東自動車道の真下を駐車地として、
6時30分にスタートした。
前日は一日吹雪模様で降雪もあったため、
木々の枝に積もった純白の雪が、
青空と美しいコントラストを生み出している。
ここの積雪状態はこの冬としてはいい方だ。
この前二日間で難儀した積雪とは明らかに違う。
7時ちょうど、四等三角点「十三里」。
わずか30分でピークに達した。
そしてこのピークから次の三角点「人漁山」に向かうのだが、
ここで私がミスをした。
頭の中に入れていたこの辺りの地形図を、
間違って記憶していた。
それで地形図に赤鉛筆で記しておいたルートとは、
別の尾根を下ってしまった。
ただそれはそれで美しい風景の中を歩くことになり、
初登の好奇心も強く楽しくて仕方がない。
とにかく雪景色が美しい。
一旦沢まで下って登り返したが、
これを過ぎて間違いに気付いた。
それで今回は偵察行と割り切り、
初めての山域の地形を知るべく歩き回った。
次回改めて挑む『人漁山』へのルートがはっきりしただけではなく、
今回の「十三里」から『鬼首山』へのルートも確認できた。
夕張に関しては隅から隅まで歩いてみたいという私なので、
この上なく有意義な山行となった。
そして前述の通り青空の下、
素晴らしい雪景色にうっとりさせられた。
それはHiromiも同様で、
Hiromiのカメラで撮る私の写真が、
いつもより多かったことがそれを伺わせる。
地形を確認しながら、
最後は駐車地の南800mほどの地点で道東自動車道に下った。
そして9時30分、駐車地。
駐車地では隣にスタート時にはなかった、
ランドクルーザーがとめられており、
フロントガラスの内側にハンターであることを伺わせる、
「入林時注意」と書かれた用紙が置かれていた。
こんなものを見ると一瞬ドキッとする。
我々のトレースを伝って登って行ったようだ。
下山に登路のルートを使わず、
周回ルートで戻って良かった。
それにしても「入山時注意」というのはおかしくないか?
注意するのは我々ではなく、
銃を持ったハンターの側だろう!
JRや高速道路、または人家のすぐそばで銃を持ち歩いて、
そこで発砲するというのは、
どうにも腑に落ちない限りだ。
まだ時間は早かったが、
帰ってから3日間分の後始末があるので、
こういう時は時間的余裕が欲しい。
そして夕方いつものように「サイゼリヤ」で、
Hiromiと3日間の山旅の思い出を語り合った。
山は晴れると100倍楽しい!