エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

アメリカに行って気付いた、日本の「あれっ?」

2015-05-06 11:18:22 | エリクソンの発達臨床心理

 

 私が初めてアメリカに行ったのは、もう25年前、ニューヨークとニュージャージーが最初でした。当時は、知的障害のある子どもの施設で働いていましたから、アメリカでやっていた知的障害の人たちのグルーブホームを見てみたい、と希望したからです。カニングハム・久子先生が働いていたニューヨーク州ウエストチェスター郡立医療センターも、ご縁があって見学させてもらいました。

 その後も、施設見学などで、ミネソタ(ミネアポリス、セントポール、ダルース、゛ロチェスター)、マディソン、シカゴ、カリフォルニア(サンフランシスコ、ロサンジェルス[サンタ・モニカなど]、ロング・ビーチ、サンディエゴ)、ハワイ(ホノルル、パール・シティ、カエナ・ポイントの行き止まりまで)、フロリダ(マイアミ、キーウェスト)など、いろんなところに行きました。アメリカは、とにかく広い。デッカイ。これを知っただけでも、日本の狭いところで、いきり立っている自分がチッポケに思えて、価値がありました。

 また、レンタカーが非常に安い、ハワイも日本に比べれば非常に安かった(今はあまり変わりません)けれども、ミネソタでは、総革張りの椅子のレクサス(セルシオ)が一か月60,000ほどで借りられました。なんでこんなに安いのか? と思いましたね。それに高速道路がフリーウェイ(ただ)だったこと。日本の高速道路はなぜこんなに高いのか? ガソリンも無鉛ガソリンでもほんとに安い。なぜ、日本はこんなに高いのか? さらには、ミネソタでは、ホントにたくさんの人々が、週末ごとに、ボートをトレーラー(トレーラーと言っても、トレーラートラックではなくて、ボートを積んで、車の後ろの繋いで牽引する、船用車)に積んで、数えくれないくらいある湖に出かけていくのを見て、人生を楽しんでるなと感じましたね。

 こういう経験をすると、日本の自動車関係のお金が非常に高いことが分かります。日本のレンタカー代が高いのは、自動車が高いから。そこから、日本の自動車会社は、関税を高くして、日本では、車を高く売る仕組みを作り、市民に損をさせていることが分かります。高速道路は、官僚の天下り組織を作るために、市民に高い高速代を払わせて、市民に損をさせていることも分かります。日本のガソリンは半分以上がガソリン税などの税金ですから、市民に知らないうちに、税金を巻き上げ、市民に損をさせるシステムを創り出していると、気付きます。なぜ日本では、こんなに(文字通り、死ぬほど)働いているのか? 市民よりも、大企業が得をするシステムを作り、市民に損をさせていることも分かります。

 海外に行くのは、遊び、円高を利用した買い物も悪くはない。でもね、そこで感じた、「あれっ?」をそのままにしないで、私どもの暮らしに「本当の姿」を知って「こうだったんだ!」と気付き、より人間らしい暮らしを実現するため、のきっかけにして生きたいと思います。

 

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苦しみの果てに、人の役に立つ恵みがある

2015-05-06 11:12:31 | アイデンティティの根源

 

 ルターは、慈しみ深い母親のような気持で説教をしていたのでした。

 Young Man Luther 『青年ルター』p198の第2パラグラフ9行目途中から。

 

 

 

 

 

すべての階級の人を魅せるような態度は、他にはありませんでした。ただし、ルターは代表なき課税に反対する説教は、除いてのお話です。この説教によって、1517年、ルターは国中で有名になりました。それまでは、ルターは、指図通りに、新たに作り出されたカラクリのコミュニケーションをしました。10年の間に、12の都市の30の印刷屋がルターの説教を出版しましたが、それは、ルター、あるいは、ご贔屓のジャーナリストたちが、手書きの記事を書くや否や、その写しを書くや否やの事でした。ルターは人気のある説教者になりましたし、特に学生には人気がありました。王子たちや帰属にとっては、お祭り騒ぎの時の説教者でした。

 

 

 

 

 ルターも嬉しかったでしょう。自分が苦しんだことが、人々に喜ばれたんですからね。ですから、絶望の隣に希望があり、闇の少し先に光がある、という訳ですね

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物にするやり方は、こうして学びます

2015-05-06 10:25:01 | エリクソンの発達臨床心理

 

 「無理矢理に入る」と「すべてを飲み込む」が3つめの舞台のやり方になります。

 The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p37の第2パラグラフ14行目途中から。

 

 

 

 

 

しかし、こういったことすべては、まもなく、「潜在期」に道を譲ることになりますが、ただし、歩くことができるようになった、幼児性器期の舞台になれば、「異性をモノにする」という意味で「創り出す メイキング making」という簡単な英語にもなっている普通のいろんなやり方もできるようになります。この単語はゴールを目指すこと、すなわち、征服する「始めの」悦びも示すでしょ。また、少年には、「無理矢理に入る」やり方で、「ものにする」ことをいっそう強調したり、少女には、試したり、誘い水を向けたり、あるいは、掴み取ったりする形で、すなわち、魅力的に、可愛らしくすることによって、「ものにする」ことを強調することを教えたがる文化もありますよ。でもね、男も女も、自由にこういったやり方を使うんですね。

 

 

 

 

 エリクソンは、実によく人のことを見てますね。自分自身をよく見ていたからでしょうね。

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