発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.162の第2パラグラフから。
地域の医療機関や福祉施設と協同して,この研究は,初めては母親になった(白)人を集めました。その母親は,公的扶助を貰うほど貧しくて,手に入る子育て支援の背景,種類,レベルが様々な人でした。この調査は,子どもが生まれる3ケ月前間から始まり,子どもが30歳になるまで追跡調査します。その家族の様々な機能の主要な視点を全てにわたって査定し,家族の生活の重要な全ての状況を,何が妥当だったのかを計測します。その調査はいくつかの根源的な問いを考えます。子どもが興奮を収める(すなわち,極端に波があることを避ける)際に,どのように注意を集中するようになって,衝動を収めるようになるのか? どのような支援が必要だったのか? そのようなニーズがあったのはいつなのか?
このような長期の家族調査があるのは,大事ですね。
ニッポンのように,子どもの貧困率も調査・公表せずに来たのでは,憲法に記されている人間として正しいこと,ヒューマン・ライト,基本的人権が蔑ろにされている,と私は考えますよ。