再び、良心の自由 エリックの振り返りと、ジョアンの振り返りを、比べたら「不本意な選択を強いる嫌な時代」と「今の日本の教育」 改訂版 「嫌な時代だったなぁ。日本人の誰もが何かしら、不本意な選択を強いられていたんだ」。......
北欧やオランダで,保育所に入れない,母親が仕事が続けられない,ということはありません。高い税金は,保育所の整備や,小学校から大学までの教育,医療費に使われています。保育所は,料金が少しかかる場合が多いですが,教育費も医療費も,高齢者施設も無料,ただです。ですから,この前ご紹介したように,日本人よりはるかに高い税金を払っていても,「税金大好き」と言えるのが,北欧やオランダの市民です(現世考: 育児休暇480日(父母合計)+「税金大好き」)。
しかし,ニッポンではどうですか? すべてが市民にとって,不都合,理不尽ではありませんか?
この現状は,憲法13条
「第十三条すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」
を実現していると言えるでしょうか?
憲法12条
「第十二条この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」
の言葉を借りれば,私どもは,国民の不断の努力によって、自由及び権利を実現しなければならないのですね。