ドナ・ウィリアムズさんの、豊かでみずみずしい感性世界!マザー・テレサのアイデンティティの根源 今日のエリクソンは、初期キリスト教徒たちがいかに自分を確かにする道を得たのかについて、記していましたね。......
昨日、介護福祉士の受験者数が半減した、との報道がありました(http://www.asahi.com/articles/ASK2166R5K21UTFK01G.html、http://www.huffingtonpost.jp/2017/02/04/training-to-be-a-care-worker_n_14605180.htmlなど)。
当たり前だと思います。
仕事は、専門性と労働の対価とが、正当に評価されて初めて、社会的に納得できるものになりますし、「私もやってみたい」「なってみよう」と思うものでしょう。
ところが、介護福祉士を始め介護職の給与は、「施設で働く正規職員の介護福祉士の月給は手取りが15〜17万円前後で、年収は250万〜400万くらいが一般的」と言われています。(http://careergarden.jp/kaigofukushishi/salary/)
資格は作っても、まともに生活できる給与ではありません。ですから、試験制度、研修制度をいくらいじっても、社会的な評価、給与面が安月給のままでは、殆ど無意味、むしろ逆効果です。その動きの一つが、「やる気を殺ぐ」ということになります。お役人は、人の気持ちが分かりませんから、机上でやりやすい、試験や研修のやり方を変える止まり。お役人たちのおバカな対応が、「介護福祉士受験者半減」という結果、「そんなんじゃぁ、やりたくありません」、「バカにするのもいい加減にしろ」という結果になったと考えて、間違いないでしょう。
ここでも、問題なのは、低賃金・長時間労働の問題です。あるいは、お役人のお役所仕事は、当てにならない、という事です!
介護職も、1日8時間労働で、手取りで30万くらい、年収で、400万~500万円程度になるように、労働賃金、そのもとになる、介護収入と税金を増やさなくてはなりません。
政治家やお役人たちがチョロマカシている何十兆円ものお金を、情報公開によって、市民がチャックする仕組みを作り、何十兆円ものお金を市民のために使えるようにしなくっちゃね。そうすれば、介護士も、保育士も、私どもサイコセラピストも、まともな月給をもらえるようになりますね。