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発達トラウマ障害の子どもは、心理的なセラピーを受けなくっちゃ。でも、ゆっくりとね
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神の施しと優しさは、いまここで 私どもも、ルターの様に、一度でいいから「天にも昇る悦び」を味わって生きたいですね。 できることなら、毎日毎日、来......
今度の日曜日,5.21,2017の21時から,NHKスペシャルが「発達障害」を生放送でやると言います(http://www1.nhk.or.jp/asaichi/hattatsu/)。NHKもいろんなことで困ったものだと強く感じます。正しいことは伝えないで,間違ったことを,割と堂々と宣伝するからです。先日も,発達トラウマ障害(DTD)のことを「いじめ後遺症」と間違って放送していました(https://bh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=700-20170206-21-07624)。それに対して,このブログ(現世考: 有働さん、ごめんなさい、その②。 「いじめ後遺症」は間違い)で,「いじめ後遺症」と言う造語を作ること自体,間違いで,世間に誤解を流布することは大間違いだと指摘しました。ここでも「いじめ後遺症」というもののほとんどすべてが,発達トラウマ障害(DTD)なんですね。
これから一年間の取り組みなのだそうです(https://h-navi.jp/column/article/35025621)。今度は,「定型発達症候群」と言う新たな造語をでっち上げてきました。また間違ったことを流布させようとしています。そのほとんどが,発達トラウマ障害(DTD)です。この一年の特集を監修しているという,鳥取大の井上雅彦さんには,ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』2015(紀伊国屋書店から『身体はトラウマを記録する』との邦題で翻訳出版されています)をきちんと読んでいただきたいと,つくづく,強く感じますね。一年後には,「NHKは間違いに気付きました」となってほしいところです。
昨日,日曜日の番組の投稿欄に投稿した文書の全文を,ここでもシェアしたいと思います。以下が,その内容です。ただし,投稿内容には,色付けなど文字の強調はありません。
「
私は,20年近く子どものサイコセラピーをしてまいりました。その経験から申し上げれば,発達障害とされる子どものほとんどが,実際は発達トラウマ障害(DTD)だと考えられます。「発達障害」は誤診の場合が多いのです。いま日本では,軽度の発達障害が激増し,精神科医の元に殺到していますが,これは日本にだけある特異な現象です。現在の精神科の診断マニュアルに,発達トラウマ障害(DTD)がないので,児童精神科医さえも,発達トラウマ障害(DTD)のことを知らない人が多いのが,日本の残念な現状です。ですから,発達トラウマ障害(DTD)の子どもは,発達障害と誤診されることが多く,間違った投薬治療がされています。
しかし,それだけではありません。ルールなどの「正しいこと」を強制されることが,発達トラウマ障害(DTD)には禁忌(やったら死んじゃう)とアメリカ精神医学界,アメリカ子ども虐待専門家協会が言っているのですが,日本では,学校でも児童施設でも病院でも,禁忌と診なされることが日常的にされている,という戦慄すべき現実があるのです。ですから,発達トラウマ障害(DTD)子どもは,年齢が高くなればなるほど,病態が重度化しています。ウツ,摂食障害などの精神疾患を合併したり,自殺や不登校などになったりしているのです。
発達トラウマ障害(DTD)の主たる要因は,アメリカにおける様に,目を覆いたくなるような虐待やネグレクトではありません。日本では,母親が低賃金・長時間労働のために,子どもが0歳,1歳の時に十分に温もりのある関わりをして貰うことができないことが,現実にはネグレクトになって,子どもが,発達トラウマ障害(DTD)になっているケースが,一番多いのです。ニッポンでも発達トラウマ障害(DTD)が,アメリカ以上に,隠れたパンデミックになっているのが,現実です。私の見立てでは,子どもの半分は発達トラウマ障害(DTD)なのです。
この現状を改善するためには,長期のヴィジョンに基づいて,学校,病院,福祉,子ども支援の在り方を根本的に改善することが必要です。そして,その改善こそ,喫緊の課題なのです。(東京に戻ったパッチ)
」
特に,ニッポンの学校制度は,すでに破たんしています。それは安倍政治以上の破たんです。