中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

長春 大西北牛肉面

2016-03-31 00:28:00 | <長春>食事・喫茶

大西北牛肉面は、自由大路に平行して1本南にある海口路と、

深セン街との交差点近くにある食堂です。

町の小さな食堂といった感じでしょうか。

 

 

大西北とは、甘粛、寧夏、青海、新彊など、少数民族やイスラム教徒の多い地域の総称です。

中国で清真と書かれた飲食店はイスラムの教徒の店なのですが、

宗教とは関係なく誰でも利用できます。

大西北牛肉面もイスラム教徒の店なので、豚肉を扱う料理はありません。

 

 

店名の通り、牛肉面がメインの店ですが、

ご飯ものも割と充実しているのでよく食べに行きます。

 

 

葱爆牛肉蓋飯 15元。

蓋飯(gai fan)は、 日本語に訳すと丼といった感じです。

ご飯の上におかずが乗っかっているものを蓋飯といいます。

牛肉と長ネギ、きくらげ、ピーマンを炒めてあります。

辛くないです。これは、日本人にも合う味だと思います。

 

 

蘑牛肉蓋飯 13元。

きのこと牛肉、ピーマンなどを醤油っぽいタレで炒めています。

 

 

紅焼牛肉蓋飯 15元。

蘑牛肉蓋飯とあまり味が変わりません。

入っている野菜が違うぐらい。想像していた紅焼牛肉とはちょっと違う。。

 

 

よく頼むのが牛肉炒飯 9元。

細かく刻んだ牛肉と野菜が入ってます。

量が多いので、これだけでお腹いっぱいになります。

 

 

蛋炒飯 8元。

卵炒飯です。シンプルな塩味で美味しいです。

 

 

ちなみに牛肉と卵と両方入ると、蘭州炒飯(11元)になります。

なぜ炒飯をよく頼むのかというと、キャベツなど緑の野菜がたっぷり入っているから。

(この近辺の店も炒飯に野菜が入っていることが多い)

野菜不足を補える??のはもちろん、野菜が入ることで、

私好みのふわっとした柔らかめ炒飯になってます。

 

牛肉炒拉面 12元。

これも日本人に合う味だと思います。

牛肉と白菜、ほうれん草、玉ねぎ、ピーマンなど、こちらも野菜がたっぷり入ってます。

麺にもコシがあるし、日本の中華料理屋さんで出てくる焼きそばみたいな感じです。

 

 

この店の隣は、キリスト教の教会です。

イスラム教徒の店とキリスト教の教会が隣り合わせというところが、

日本と中国との文化の近さを感じさせます。

 

 

お昼ごはんは、一人で食べに行くことが多いので、

同じ店に3回ぐらい行ったタイミングで、あなたどこから来た人?と聞かれます。

もちろん私の中国語が下手だから。。。

でも、一度話をするともう、こいつは中国語ができない日本人って、

分かってもらえるので、その後の注文や勘定がとても楽になります。。

 

 

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長春 刀削麺 面號

2016-02-25 00:13:00 | <長春>食事・喫茶

面號は、長春市内に数店舗ある麺の店です。

会社の事務所を軽軌の自由大路駅近くに引っ越したので、

事務所の近くにある、海口路の店に時々お昼ご飯を食べに行ってます。

 

 

店内はこまめに掃除をしていてまあまあ綺麗です。

お昼時は満席になりますが、

長春では11時半ごろからお昼休みを取る人が多いので、

12時半を過ぎれば、待たなくても余裕で座れます。

 

 

この店にはご飯ものはありません。

湯面や炒面、伴面などの麺類が主体で品数も多くありません。

でも、ここはお茶が付いてきます。

各テーブル毎に暖かいお茶を持ってきてくれるので気に入ってます。

会員登録(有料)すれば値引きもあります。 

 

 

看板メニューの牛肉刀削面。(大15元、小13元)

麺はやや固めの茹で加減で、歯ごたえがある感じ。

スープはちょっと油が多いですがやさしい感じの味です。

 

 

スープの温度は安定しません。熱々だったり、ちょっとぬるかったり。

具の量も多かったり少なかったり。。

 

炒餅。(16元)

中国で「餅 bing」と言うのは、日本のお餅とはまったく別物です。

中国語の餅は、練った小麦粉を薄く伸ばして焼いたりした物のことをいいます。

中国の華北や東北地方では、主食として食べます。

 

 

炒餅は、この餅を細く切って、野菜や肉と一緒に炒めた家庭料理です。

麺とは違った食感で噛み応えがあり、この量でお腹いっぱいになります。

東北には餅に肉や野菜などの料理を巻いて食べる、餅の専門店もあります。

(北京ダックみたいな感じですね)

 

この店、これから何回も使うことになると思ったので、会員登録してみました。

詳細はよく聞き取れなかったのですが、刀削面と合わせて40元だったので、

登録費用は25元? 1回分の無料食事券も付いてきたので実質10元以下。

会員値引きは、だいたい一品で2~3元ぐらいなので、5回行けば元が取れる計算です。

 

ちなみに事務所を借りた場所は、街中にあるにも関わらず、

田舎の雰囲気を残した、いい感じ??のビルです。。

 

 

今まで何度か事務所を引越ししましたが、いつも食堂がある所だったので、

あまり外で昼食をとることはありませんでした。

これから少しずつ、店を開拓してみようと思っています。

 

 

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長春 長春駅の趙記手打ち麺

2015-07-30 00:28:28 | <長春>食事・喫茶

長春駅北口フードコートの中で、珍しく割と人が並んでいる、

少し気になる店があったので、食べてみることにしました。

 

 

店の名前は、趙記手擀面です。

「擀」を日本語に訳すと、「麺などを打つ」の意味なので、

手擀面は手打ち麺ということになります。

 

牛肉麺など汁ものメニューも書いていましたが、

汁なし麺しか無いようでした。値段は1杯10元です。

 

茹で上がった麺の入った丼を受け取って、

5、6種類ある具やタレを好きなようにかけます。

メニュー写真は、一種類ごとに分かれていますが、

どれをどれだけかけても、大丈夫そうな雰囲気です。

 

 

トマトと卵炒め以外の具材の味と辛さが想像つかなかったので、

トマトと卵炒めをメインに、辛い肉醤、辛くない肉醤、豆腐みそを

ちょっとずつ、後はきゅうりを乗っけてみました。

 

 

でも、こういう乗せ方をする人はいないのか、

店のおじさんにちょっと笑われてしまいました。。

 

麺はコシがあって旨いです。

これ、当たりかも。

量もたっぷりで、10元でお腹いっぱいです。

 

タレや具もいろいろ乗せたほうが楽しめるのに、

なんでみんなしないのかなと思って観察してたら、

食べてる途中でも、具やタレを追加していいみたいでした。

なるほど、そういうシステムだったのか。。

 

 

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長春 本土風日本料理(卓展店)

2015-03-26 00:20:30 | <長春>食事・喫茶

本土風日本料理は、長春市内に何店舗かあります。

ずいぶん前の話しですが、居留許可証の更新に行った時、

昼休みを挟んでしまったので、昼食を食べに行きました。

 

 

卓展店は、朝陽区重慶路の卓展購物中心7階にあります。

この店はサービス料が徴収されます。お茶は無料です。

 

 

単品料理がメインで、すき焼きや鍋料理もあります。

店内はそこそこきれいで、静かです。

 

定食類はありません。

少しだけ麺類や丼のメニューがあります。

 

カツ丼。

 

玉ねぎが生に近いのが特徴?です。

量はたっぷり。おなかいっぱいになります。

 

肉うどん。

 

こちらも、シャキシャキ感の残っている玉ねぎが入ってます。

味のほうは、どちらもまあまあ美味しかったです。

 

東北の日本料理は玉ねぎが生に近いのが普通なのかな。。

私は生の玉ねぎも大丈夫なので問題なしですけど。

 

ちなみに長春の公安局は、11時30分から13時30分まで昼休みです。

もちろん、何十人待ってようが関係ないです。

書類を提出するだけで1日がかりです。

 

ここはまだまだ田舎なので、

お金を払えば口利きしてくれて早く手続きが終わる、快速??サービス業者も堂々と健在です。

理由は、だいたいお察しがつくと思いますが。。

騙す人はおそらくないと思います。ちゃんと口利きしてくれるハズ。。

 

 

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長春 朝鮮料理 平壌館

2015-01-22 00:22:00 | <長春>食事・喫茶

中国東北地方には、朝鮮料理店がたくさんあります。

ざっくり分類すると、

中国の朝鮮族(吉林省に自治区があります)が経営している店と

北朝鮮が経営している店に分かれます。

 

 

北朝鮮が経営している店は、瀋陽や丹東に多くあります。

長春でも北朝鮮との交流は盛んに行われているようで、

広告にも北朝鮮という単語がよく出てきます。

 

 

軽軌4号線の自由大路駅の近くにある、平壌館という朝鮮料理店に行ってみました。

この店が、朝鮮族の店なのか北朝鮮が経営している店なのかは分かりません。

 

平壌館:自由大路4487号大華飯店2階 (ホテル内のレストランです)

 

店の中では、北朝鮮の音楽や、よくニュースで見る北朝鮮アナウンサーが

独特の口調で喋っているビデオがずっと流れていました。

 

朝鮮料理店の特徴は、歌や踊りのステージがあることです。

食事の値段はピンきりだと思いますが、この店はそんなに高くなかったです。

 

 

日本人の客は少ないようで、服務員たちが珍しがって、

入れ替わり立ち代り話をしにきました。

 

服務員の話を信じるなら、

みんな平壌から長春の大学に2年間の留学にきているようで、

店に立つのは実習という位置付けらしいです。

自由に行動することは許されてなく、厳しく管理されているそうです。

 

 

中には挨拶程度の日本語を知っている人もいました。

あなたの中国語は下手だ、そのぐらいの中国語なら、

私たちは2ヶ月で覚えたと言われてしまいました。。

 

北朝鮮では、米国、日本、韓国は最も信用してはいけない国と教えられているそうです。

ちなみに「韓国」と言うと、「違う、あの国は韓国じゃない南朝鮮だ」と訂正されました。

 

で、肝心の料理の方は、

 

生坪百叶。

 

センマイです。

コチジャンみたいなのに付けて食べます。

 

XO醤爆菠菜。

 

茹でたほうれん草にカリカリに炒めたジャコが乗っていて、

大きなホッキ貝が添えられています。

ほうれん草には、うすく味が付いてます。さっぱり系でおいしいです。

 

圧鍋牛仔骨土豆。

 

骨付きカルビの肉じゃがです。これは普通にうまいです。

関西風だけど味付けは関東みたいな感じ。

 

帯皮狗肉。

 

狗肉は初めて見ました。狗を日本語に直すと犬です。。。

朝鮮料理では一般的な食材で、冬にこれを食べると風邪をひかないといわれています。

東北地方には犬料理の店がたくさんあります。

 

お連れした方が発注したものなので、手をつけない訳にもいかず、

頑張って一切れだけ食してみました。

臭みは感じませんが、ほんの少しクセがある感じ。

食感は、牛肉、豚肉とも違います。野生動物系といったらよいか。。

でも、これ頼んだ方は、犬って分かってて頼んだんだろうか。。。

 

加州巻。

 

カリフォルニアロール(っぽい)です。

韓国風海苔巻きを頼もうとしたら、お勧めされたのがこれ。

予想に反しておいしかったです。

元々、ここはホテルの日本料理店だったそうで、

日本食が作れる料理人がまだ残っているのかもしれません。

 

他にもフライドポテト(唐辛子入り)などを頼みました。

 

値段は3人で368元。

このうちビール(1本10元ぐらい)を10本以上頼んでいるので、

食事だけだと一人100元もあれば十分です。

 

どれも結構美味しかったです。

少し東北料理風にアレンジされているのかもしれません。

メニューは豊富で、朝鮮料理、中華、日本料理などがありました。

 

服務員は、みんなよく笑うごく普通の可愛らしい女の子達でした。

好奇心も旺盛で、国は違っても若い人達はみんな同じだなぁと思いました。

 

 

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