大西北牛肉面は、自由大路に平行して1本南にある海口路と、
深セン街との交差点近くにある食堂です。
町の小さな食堂といった感じでしょうか。
大西北とは、甘粛、寧夏、青海、新彊など、少数民族やイスラム教徒の多い地域の総称です。
中国で清真と書かれた飲食店はイスラムの教徒の店なのですが、
宗教とは関係なく誰でも利用できます。
大西北牛肉面もイスラム教徒の店なので、豚肉を扱う料理はありません。
店名の通り、牛肉面がメインの店ですが、
ご飯ものも割と充実しているのでよく食べに行きます。
葱爆牛肉蓋飯 15元。
蓋飯(gai fan)は、 日本語に訳すと丼といった感じです。
ご飯の上におかずが乗っかっているものを蓋飯といいます。
牛肉と長ネギ、きくらげ、ピーマンを炒めてあります。
辛くないです。これは、日本人にも合う味だと思います。
蘑牛肉蓋飯 13元。
きのこと牛肉、ピーマンなどを醤油っぽいタレで炒めています。
紅焼牛肉蓋飯 15元。
蘑牛肉蓋飯とあまり味が変わりません。
入っている野菜が違うぐらい。想像していた紅焼牛肉とはちょっと違う。。
よく頼むのが牛肉炒飯 9元。
細かく刻んだ牛肉と野菜が入ってます。
量が多いので、これだけでお腹いっぱいになります。
蛋炒飯 8元。
卵炒飯です。シンプルな塩味で美味しいです。
ちなみに牛肉と卵と両方入ると、蘭州炒飯(11元)になります。
なぜ炒飯をよく頼むのかというと、キャベツなど緑の野菜がたっぷり入っているから。
(この近辺の店も炒飯に野菜が入っていることが多い)
野菜不足を補える??のはもちろん、野菜が入ることで、
私好みのふわっとした柔らかめ炒飯になってます。
牛肉炒拉面 12元。
これも日本人に合う味だと思います。
牛肉と白菜、ほうれん草、玉ねぎ、ピーマンなど、こちらも野菜がたっぷり入ってます。
麺にもコシがあるし、日本の中華料理屋さんで出てくる焼きそばみたいな感じです。
この店の隣は、キリスト教の教会です。
イスラム教徒の店とキリスト教の教会が隣り合わせというところが、
日本と中国との文化の近さを感じさせます。
お昼ごはんは、一人で食べに行くことが多いので、
同じ店に3回ぐらい行ったタイミングで、あなたどこから来た人?と聞かれます。
もちろん私の中国語が下手だから。。。
でも、一度話をするともう、こいつは中国語ができない日本人って、
分かってもらえるので、その後の注文や勘定がとても楽になります。。