少し前の話ですが、健身歩道一周の最後の区間、
平門から婁門の間を歩いてきました。
蘇州駅の南側、人民路の平門橋からお散歩スタートです。
古城河で釣り糸を垂れている人をあちらこちらで見かけますが、
釣れたところを見たことはありません。。
ここは旧市街の北側、説明があまりなくてよく分からないのですが、
この辺りは、桃花塢歴史文化片区という、呉の国の文化遺産のある地区みたいです。
(間違っていたらごめんなさい)
環古城河健身歩道の過去記事はこちら。
観光客が来るような場所でもないので人もそう多くありません。
少し歩くと見えてくる橋が斉門橋です。
橋の東側には、小さな公園と茶店があります。
Coffeなんて書いてますがお客は老人ばかりなので、たぶんコーヒーはないかも。。
この店の裏側がちょっと綺麗ないい感じになっていて、お茶が飲めるようになっています。
今はもう寒くて無理ですが気候の良い時なら一休みしたくなる場所です。
今回歩いた北側の健身歩道には、蘇州八門のひとつ、斉門があります。
残念ながら本物の斉門は都市の近代化に伴い、
1960年代から70年代にかけて取り壊されています。
今見られるのは最近復元された城壁です。
糖坊湾橋、東環路の坝基橋など連なった橋が見えたら北側の歩道はここまで、
この先は旧市街東側の歩道になります。
東側に入ってすぐは木が茂って道も少し細くなります。
夏場なら木陰で少し涼しいかも。
ここを抜けるともう婁門、私の一周のスタート地点です。
以前より少しだけ店が増えたようで、料理屋さんも1軒だけ営業していました。
婁門から東北街を西へ10分ほど歩くと拙政園があります。
東北街は、小さな店が並んでいる昔から姿を変えずに残っている道で、
ここを通って拙政園に行ってみるのもよいかと思います。
蘇州がちょっと都会っぽくなったのはここ10年ほどのことです。
その前の蘇州って、街中でもこんな感じだったというのが分かります。
思いついた時にしか行かないので、健身歩道一周まで1年以上かかりました。
過去に書いた記事も今だとずいぶん様子が変わっているかもしれません。
日頃の運動不足を解消とまではいかないでしょうが、
季節ごとも景色もありますし、本当にいい散歩道だと思います。
ちょっとだけ歩いて隣接する公園や茶店でのんびりするのもありかと。