数少ない長春の観光名所のひとつが世界彫刻公園です。
人民大街の南の方、衛星広場の近くにあります。
入園料は、公園に入るだけなら30元で、
彫刻芸術館や博物館にも入るなら60元です。
大きな公園の敷地の中に彫刻が点在しています。
最寄駅は軽軌3号線、地下鉄1号線の衛星広場駅です。
駅を出て、人民大街を南の方へ10分弱ほど歩くと左側に入り口があります。
私は芸術には(にも)疎いのでどれほど有名な人か分かりませんが、
王克庆、彭祖述という芸術家の作品がそれぞれ個別の建物に展示されています。
ネットで調べてみると、少々古いデータですが、
彫刻公園全体で216の国や地域の作家、454作品が展示されているとあります。
おさらく今でも同程度の作品が展示されているかと思います。
彫刻を扱う公園で、この規模のものは中国ではここにしかないそうです。
彫刻博物館は4階建ての大きな建物で、
各フロアに作家ごとにまとめて作品を展示していました。
建物もちょっとアートっぽい感じが。
建物が大きいだけに空きスペースがちょっと多いです。
何らかの大きなイベントがある時にはもっと展示物が増えるのかも。
もう一つの大きな展示館、長春彫刻芸術館。
タイミングが悪かったのか、人もいなくてちょっと寂しい感じ。
でも、3Dプリンターの実演展示コーナーの説明員の方はいろいろと説明してくれました。
後で外国人だと気付いたようで、”私、言葉が分からない人に中国語で説明してたの”って、
とても恥ずかしそうにされていました。
いえいえ大丈夫ですよ。3分の1ぐらいは理解してます(笑)
彫刻芸術館展示物のコーナーが彫刻博物館にあったりするので、
住み分けというか芸術館と博物館の区別があまりよく分かりません。
彫刻体験館にはろくろみたいなものが並んでいます。
体験は随時行っているようではないので、
参加してみたいと思われる方は事前に問い合わせしたほうが良さそうです。
この建物の軽食コーナーにローカルのバーガーショップがあります。
チキンバーガーが10元、コーラが6元、ポテトが6元とリーズナブルな価格設定です。
お味の方もまあまあ普通に食べられます。
おばちゃんたちの手際が今一つなので結構待たされることがあるかも。
園内には松山韓蓉非洲芸術収蔵博物館(名前が長い。。)という、
主にアフリカ芸術家の彫刻や絵画などが展示されている博物館もあります。
非洲とは中国語でアフリカのことを言います。
一部の展示館以外は写真撮影も自由です。
池や広場があって綺麗な公園なので、散歩しながら彫刻を眺めるだけでも十分楽しめると思います。
冬はちょっと厳しいかもしれませんが。。