長影世紀城は、長春では有名な観光地のひとつで、
映画、映像を主体としたテーマパークになっています。
場所は、長春市の南東、浄月開発区にあり、
最寄駅は、軽軌3号線の終点、長影世紀城駅です。
日本で言うところの映画村みたいな場所です。
かつて長春には国営の映画撮影所があり、数多く映画が撮影されました。
現在も映像関連産業には力を入れており、毎年アニメ漫画芸術博覧会も催されています。
日本からの出展もあり、大人気なのだそうです。
長影世紀城の夏季入園料は、240元です。
毎週火曜日は半額(祝日を除く)になりますので、
火曜日に行くとかなりお得です。
園内にある池の周囲と島にアトラクションが並んでます。
島に架かる橋の欄干には、昔の俳優さんたちの胸像と、
出演した映画の説明があります。
古堡驚魂は、ちょっとしたお化け屋敷みたいな感じ。
何となくインディジョーンズっぽいような。。
英雄秀場は、抗日映画の撮影風景を再現した劇です。
公演は1日2回だけなので、見たければうまく時間調整する必要があります。
日本憎しみたいな雰囲気はありません。
役者さんの数も少ないので、日本兵は、倒されても倒されても復活して戦います。
彼らは小道具の片付けも担当するので、中国兵と日本兵が協力しながら、
テキパキと後片付けするシーン??も見れます。
劇の途中で空中戦みたいなシーンがあります。
役者さんが、出番に備えてスタンバイ。
出番と共に飛んでいきました。
アトラクションごとの上演時間は園内のボードに記されています。
回数の少ないものを逃さないようにチェックが必要ですが、
空いている時なら、あまり気にしなくても順番に回って行けるように、
開演時間がうまく設定されています。
蝴蝶泉辺では、50年前の映画、「五朶金花」のシーンを再現してます。
役者さんがとても美しい歌声を聞かせてくれます。
斗転星移や銀河宮(だったと思う)では、
観客も参加して空を飛ぶ特撮を体験したり、
昔の映画では、どのように効果音を作ってたかを体験したりできます。
長映道具車展覧館には、映画撮影で使用された車両などが展示されています。
華夏翱翔は今年新設されたアトラクションのひとつです。
残念ながら時間切れで見れなかったけど。。
変わった形のすごい大きな建物です。
映画のテーマパークだけあって、3D系の映像がみれるのが数か所。
こちらの非常実験室では、シーンに合わせて椅子を振動させたり、
霧を吹いたり、風を送ったりと、なかなかおもしろかったです。
他には眼鏡なしの立体映像みたいなものもありました。
園内で簡単な食事もとれます。
麺類やご飯ものが、30元から50元ぐらい、
ハンバーガーやピザっぽい食べ物もあります。
お昼ご飯は鶏肉カレー。
飲み物がセットで35元ぐらいだったと思います。
美味しいとまでは言えませんが大丈夫。一応カレーの味でした。
空いていれば、1日で一通り周れるはずです。
中には見掛け倒しのアトラクションもありましたが、
大人が行ってもそれなりに楽しめると思います。