中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

宜興  陶祖聖境風景区(慕蠡洞)

2019-09-26 00:09:26 | <江蘇省>観光

1年ぶりぐらいに宜興まで出かけてきました。

宜興の観光と言えば鍾乳洞と竹林です。

 

 

陶祖聖境は、鍾乳洞と竹林がセットで楽しめる風景区です。

 

 

慕蠡洞と竹尖長廊は別料金になっているような感じでしたが、

蘇州の休閑カードを使えばどちらも入園可能です。

 

 

入り口のすぐ近くにある大きな石像が范蠡像、

范蠡は春秋末期の政治家で、商人ととして富を得た人物でもあります。

宜興の陶業を創設した人物との説があり、陶朱公とも呼ばれています。

 

 

まずは鍾乳洞の慕蠡洞へ向かいます。

 

 

どうやら風景区の中は一方通行になっていて、

逆方向からは慕蠡洞に入ることができないようですのでご注意を。

 

 

少し進むと池が見えてきます。

油断していると見過ごしてしまいそうな小さな穴が鍾乳洞の入り口です。

係員に呼び止められなければスルーしてしまうところでした。

 

 

慕蠡洞の総面積は8200平米、観光用の通路の長さは750mです。

発見されたのは最近のことで、1983年に地元の少年が見つけたそうです。

 

 

洞窟の中に川が流れているので湿度は高いです。

でも、気温が低くて肌寒く感じます。

 

 

洞窟の規模はそう大きくはありませんが、蓬莱宮、元宵宮、崩塌宮、

五岳宮、玉寝宮、玉樹宮、湖石宮、星斗宮、龍象宮の大小9つの広間や、

 

 

定海神針、龍床、小白象など、天井から垂れ下がった鍾乳石を楽しむことができます。

 

 

夏場に宜興の鍾乳洞に入ると超涼しいです。

外に出るのが本当に嫌になるくらい。天然の冷房です。

この涼しさは他の場所の鍾乳洞では味わったことがありません。

 

 

宜興の鍾乳洞の過去記事はこちら。

宜興 鍾乳洞めぐり 張公洞

宜興 鍾乳洞めぐり 霊谷洞

 

鍾乳洞で涼んだ後は、次の涼を求めて竹林へ向かいます。

 

 

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蘇州 東太湖生態園と蘇州湾旅游区

2019-09-19 00:19:19 | <蘇州>生活

蘇州湾旅游区は太湖の東側、呉江区にある大きな公園です。

公園の面積は約17平方kmあり、東太湖生態園も蘇州湾旅游区に含まれます。

 

 

近年、蘇州の都市開発は郊外へ広がっており、

少し前まではド田舎と言ってもよかった呉江区の南の方も工場だけでなく、

オフィスビルやマンションの建設が進んでいます。

蘇州湾旅游区は都市開発に合わせた環境整備の一環でできた公園なのだと思います。

周辺はまだ高層マンションなどの建設工事中で訪れる人も多くありません。

 

 

所々工事中の場所もあったりしますが綺麗に整備されています。

中には有料のプールもありました。

 

 

公園には自転車用の道路があって公共自転車も置いてあるので、

広い園内の移動には自転車を使うのもよいかと思います。

 

 

蘇州湾旅游区の北側が東太湖生態園になっていて緑がいっぱい。

蓮の花の池や木道などがあります。

 

 

また、北側の湖岸には芝生や木陰があるので、

お昼寝すると気持ちよさそうです。 お弁当を広げるのもよいかも。

 

 

東太湖生態園のレストランや喫茶店、お土産物屋さんなどは、

以前は営業していたのか、今造っている最中なのか建物だけあって中身はありません。

 

 

蘇州湾旅游区の北側は自然の風景、南側は人工的な公園のように分かれています。

南側は太湖湖岸の遊歩道沿いに遊び場やレストランなどが並んでいます。

 

 

ここは太湖の東側なので、夕暮れ時に行けば、

太湖に沈む夕日や夕焼けを見ることもできそうです。

 

 

営業しているレストランやホテルがあるのは公園のちょうど真ん中あたり。

日本料理屋さんや本の読める喫茶店もありました。

ただし、ちょっと軽く食事みたいな感じの店はありません。

(美食広場はたぶん営業してない感じ)

 

 

湖岸には何ヵ所か大きな埠頭があります。

案内図を見ると観光船が出ているみたいなのですが、

こちらも営業している雰囲気はありません。。

 

 

地下鉄の最寄駅は4号線の顧家蕩駅などです。

東太湖生態園に近い入り口なら顧家蕩駅から体育路をまっすぐ西へ歩けば距離は2kmほど。

バスを使うなら3番出口付近の顧家蕩路秋楓街バス停から、735路で2駅、蘇州湾景苑下車です。

公園中央のレストラン街に近い入り口なら次のバス停の水秀街下車です。

 

 

残念ながら南側にある大きな噴水、閲湖台音楽噴泉や、

翡翠島などの観光施設は閉鎖されていました。

水利工事の影響のようなことが書かれていましたが、

経営的にかなり厳しそうな感じにも見えます。

 

 

調べてみると公園自体は2013年ごろには既に開放されていたようです。

まだそのころは呉江の南の方まで地下鉄もなく、

蘇州市街から公共交通で行くのはとても不便な場所でした。

今は地下鉄で公園の近くまで来られるようになり、

周辺のマンション群も完成すればもっと賑わうのではと思います。

 

 

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長春 日本料理 中日友好会館の花月

2019-09-12 00:09:12 | <長春>食事・喫茶

軽軌4号線、海口路(自由大路)駅近くにある中日友好会館。

こちらの1階に花月という日本料理屋さんがあります。

 

 

ホテルに宿泊される方の利用がメインだと思いますので、

会社の昼休みにランチに来るような人は少ないと思います。

しかも日本人が一人で来ることもあまりないかと。

 

 

中日友好会館の中に日本料理店があることは知っていましたが、

ホテルのどこにあるかまでは分からず、ホテルの案内係のお兄さんに聞いてみたら、

親切に店の中まで連れて行ってくれて席まで取ってくれました。

 

 

お刺身や寿司から洋食系、鍋物など揃っていますが定食類はありません。

長春の中華系日本料理屋さんには定食がないことが多いです。

ホテルの中の店にしては値段が安いです。(もちろん高いものもあります)

注文はメニュー端末に自分で入力します。

 

 

とりあえずサラダ、普通にサラダです。

中国のドレッシングは甘いものが多いので残念。(昼間からビールも1本)

 

 

卵焼きはほんの少し甘めの味付け。私の好きな味です。

ちゃんと卵から作っている感もいいです。

 

 

とんかつはなぜかちょっとこじゃれた盛り付け。

長春の場合、とんかつを頼むと衣が薄くてシュニッツェルみたい。

肉がちょっと固くなるまで揚げた少々残念なことが多いです。

ここもやっぱり同じ感じですがぎりぎりセーフ。

 

 

白ご飯はメニューに出ていませんが頼めば必ずあるはずです。

定食のある日本料理屋さんの白ご飯はまあまあいけますが、

定食の無い店の場合、どの店でもあまり美味しくないです(と思います)。

 

 

中日友好会館は、長春市政府と日本資本の合弁で1999年に建てられました。

私は宿泊したことがないので部屋などは分かりませんが、ロビーも立派な低層のホテルです。

日本から出張で来られるような方はあまり利用されていないかもしれません。

 

会社からも近いので一度行ってみようと思っていましたが、なかなか足が向かず。。

会社の場所を郊外に移すことにしたので、

結局引っ越し前に一度みたいなことになってしまいました。

 

引っ越し先には日本料理はおろかコーヒーを売っている店すらありません。

町が発展するまで数年?間の長春ランチは、たまの贅沢もなく、

一食20元以下で大丈夫な小さな食堂だけで済ますことになりそうです。

(今までも似たようなものですけどね)

 

余談ですが、 今は地下鉄と軽軌の乗り換えで改札を出なくてもよい駅が増えています。

とりあえず吉林大路と衛星広場は直接乗り換えできることを確認済みです。

 

 

長春も徐々にですが地下鉄の路線が増え、乗り換えも少し便利になって、

郊外にもオフィスビルや商業施設、高層マンションが増えています。

新しい事務所の近くは高層マンションの建設ラッシュです。

まだまだ上海や蘇州とは別世界ですが、数年先には地下鉄も通る計画なので、

そのうちコーヒーぐらいは近くで買えるようになることを期待しています。

 

 

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上海 世紀大道の老上海風情街

2019-09-05 00:09:05 | <上海>生活

老上海風情街は、上海レトロな街並みを再現した飲食店街です。

ここができたのはたぶん昨年ぐらいだったかと思います。

 

 

世紀汇広場の地下2階にあります。

地下鉄世紀大道駅の7番、8番出口付近です。

(11番、12番付近にも入り口がありますがちょっと分かりにくいかも)

 

 

本格的な食事をするような場所ではなく、

小吃や麺などの飲食店が数多く並んでいます。

 

 

日本で例えると新横浜ラーメン博物館や、

大阪梅田スカイビル地下の滝見小路みたいな感じの場所です。

 

 

まずはお試しに、葱油餅と大根餅を購入。

サクサクして美味しいです。ちょっと油は多いけど。。

 

 

大根餅は半分に切ってあったので葱油餅と両方買っても軽く食べられると思っていたら、

半分に切ったのが2個出てきました。もうこれだけで腹八分目です。

中国語の”餅”は小麦粉などの粉を薄く伸ばして焼いたもののことを言います。

クレープやクッキー、ピザ、タコスなどなど全部、”餅”です。

 

 

食べながらブラブラするのもよいですが座って食べたいなら、

席の無いお店で買ったものを食べられるスペースもあります。

 

 

みなさんあちこちで写真を撮って遊んでいます。

中国でよく見かける、小物の前でポーズをとって写真を撮る年配の女性もたくさん。

 

 

ネットの写真などを見ると路面電車も置いてあるのですが、

行った時には見当たりませんでした。

 

 

せっかく?なので麺も食べてみることに。

老上海風情街ですが、上海以外の料理や麺もあります。

 

 

この店はなぜか欧米系の外国人にも人気。

私が食べていると店の客は全員外国人になりました。(私も一応外国人)

 

 

わざわざ観光に行くほどの場所でもなく、

仕事帰りにちょっと寄ってみるかレベルかなとは思いますが、

上海に遊びに来られたお客様がいるけど外は暑いしなぁとか、

天気が悪いからどうしようなどと思う時には暇つぶしにちょうどいい場所かもしれません。

 

 

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