1年ぶりぐらいに宜興まで出かけてきました。
宜興の観光と言えば鍾乳洞と竹林です。
陶祖聖境は、鍾乳洞と竹林がセットで楽しめる風景区です。
慕蠡洞と竹尖長廊は別料金になっているような感じでしたが、
蘇州の休閑カードを使えばどちらも入園可能です。
入り口のすぐ近くにある大きな石像が范蠡像、
范蠡は春秋末期の政治家で、商人ととして富を得た人物でもあります。
宜興の陶業を創設した人物との説があり、陶朱公とも呼ばれています。
まずは鍾乳洞の慕蠡洞へ向かいます。
どうやら風景区の中は一方通行になっていて、
逆方向からは慕蠡洞に入ることができないようですのでご注意を。
少し進むと池が見えてきます。
油断していると見過ごしてしまいそうな小さな穴が鍾乳洞の入り口です。
係員に呼び止められなければスルーしてしまうところでした。
慕蠡洞の総面積は8200平米、観光用の通路の長さは750mです。
発見されたのは最近のことで、1983年に地元の少年が見つけたそうです。
洞窟の中に川が流れているので湿度は高いです。
でも、気温が低くて肌寒く感じます。
洞窟の規模はそう大きくはありませんが、蓬莱宮、元宵宮、崩塌宮、
五岳宮、玉寝宮、玉樹宮、湖石宮、星斗宮、龍象宮の大小9つの広間や、
定海神針、龍床、小白象など、天井から垂れ下がった鍾乳石を楽しむことができます。
夏場に宜興の鍾乳洞に入ると超涼しいです。
外に出るのが本当に嫌になるくらい。天然の冷房です。
この涼しさは他の場所の鍾乳洞では味わったことがありません。
宜興の鍾乳洞の過去記事はこちら。
鍾乳洞で涼んだ後は、次の涼を求めて竹林へ向かいます。