2022年もあっという間にもう年末になりました。
今年は新型コロナ感染予防に始まり、新型コロナ感染で終わる1年となりました。
現在、中国では全員PCR検査や封鎖措置をとらなくなったので、
蘇州も含めて各地ではコロナ感染者が急増しています。
在宅勤務に切り替える企業も多く、飲食店やスーパーなどの人出は激減しています。
今年は人影もまばらな本当に寂しいクリスマスになりました。
感染拡大に伴い宅配便などの流通にも影響が出ています。
また、解熱剤や風邪薬の買い占めと転売で、入手し難くなっています。
3回目のコロナワクチン接種をしたのが1月です。
年末にはおそらくもう効果はほとんどなかったに違いありません。
それでもマスクとこまめな手洗い、うがいをずっと心がけてきて、
感染者が徐々に出てきた時も、このまま感染せずに乗り切れるのではと思っていましたが、
全員PCR検査が廃止されて間もなく、実にあっさりと感染しました。。
少し寒気がするかもと、体の異変に気付いた時の体温が37.5℃。
そこから8時間ぐらいで43℃まで一気に上がりました。
その日は日本の市販の風邪薬を飲んで寝ましたが、
幸いなことに熱に伴う痛みなどは発生せず、大量の寝汗をかきました。
2日目の朝は38.9℃。
熱が下がらないので、こちらも日本の解熱剤を投入。
解熱剤の効果はてきめんで、昼前には37℃ぐらいと、ほぼ平熱まで下がりました。
こんなにあっさりと症状が軽減されるなんて、もしかして新型コロナじゃないのかも。。
と、抗原検査をしてみたところ、陰性の表示。
でも。。希望的観測を捨てて、発熱から3日目にPCR検査を受けに行きました。
今月初めまでは、2~3日間隔で無料の全員PCR検査を数え入れないほど受け続けてきましたが、
現在、蘇州のPCR検査は全て有料になっています。
小区内(団地内)のPCR検査小屋は閉鎖されましたが、
どの地区でも徒歩圏内には公共PCR検査小屋が設けられており、
定期的に検査する人や、私のような感染の疑いがある人、逆に回復した人などが、
検査を受けにきています。
検査の予約方法(事前予約でなくその場ても可)は、街道や社区によって違う可能性がありますが、
私の住んでいる場所の近くは、高新区人民医院の管轄でした。
先にWechatで蘇州高新区人民医院のアカウントをフォローする必要があります。
フォロー後に出てくる画面で、「医院发布」から「核酸检测」を選択。
初めて利用する場合は、氏名、パスポート番号などの情報登録が必要です。
検査予約はその場で予約するならその日の日付を選択します。
PCR検査料金は、10人纏めて検査する混合検査が4元、
単採という1人づつ個別に検査する方法が16元です。
現在の状況で混合検査をしたところで必ず陽性判定されること間違いなしなので、
この選択肢はありえません。。
支払いが完了するとバーコード画面が表示されますので係員に見せます。
(予約完了画面には検査場所が新区公園となっていますが気にしなくてよいです)
ただし、予約してもパスポート番号を伝える必要があるので、パスポートは持参する方が無難です。
おそらく今は感染した人の半分以上はPCR検査すら受けていないと思います。
今までと違って正確な感染者数を把握するのは無理な状況です。
結果は見事に陽性。。
私の場合は、支付宝の蘇康码では結果を表示することはできませんでした。
蘇周到の中の蘇康码もしくは防疫服務から結果を見ることができます。
検査結果が出るまでに24時間以上かかる場合もあります。
先日、蘇州ではPCR検査小屋では今後一切検査を行わないという、フェイクニュースが流れました。
早いタイミングで、否定する報道も出たのですが、
多少影響があるのか、感染を疑う人が全てもう陽性になったのか、
場所によってはPCR検査小屋の長蛇の列がなくなっています。
蘇州では体の痛みを伴う高熱と喉の痛みは出るものの、それ以外は軽症のケースも多く、
1週間から10日程度で復活する人がほとんどなのですが、
長春の場合はウイルスの種類が違うのか、熱が続いたり味覚障害が出たりと、
2週間たってもまだ完治しないケースも結構あるようです。
2022年は近場以外にどこへも出かけませんでした。
上海にすら行きませんでしたし、飛行機に乗ったのは日本へ一時帰国した時だけです。
中国国内でどこにも出かけなかったのは中国で仕事を始めてから初めてのことです。
日本へ一時帰国する時も費用や手間のことを考えてずいぶん悩みましたが、
免許更新や車検、マイナンバーの更新など、懸案だったことを片付ておいて本当によかったです。
今のままですと、正月はもちろん春節も感染リスクでどこにも出かけられないかもです。
春節ごろには国民の半数近くが感染するのではとも言われています。
私の周りでは、すでに非感染者より感染者の数のほうが遥かに上回っていますので、
現実味のある数字というか、8割を超えるんじゃないかと思う勢いです。
皆様もお気をつけ下さいませ。
どうぞよいお年をお迎えください。