中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 初冬の園林(2024年) 怡園

2024-12-26 00:12:26 | <蘇州>観光

蘇州もすっかり冬の寒さになりました。

先週、まだ紅葉が残っているかもと思って怡園に行ってきました。

 

 

さすがに寒くなってくると蘇州園林を訪れる人も徐々に減ってきます。

 

 

この時は日中の日差しが強く、日向に出ると暖かく感じました。

 

 

怡園の庭園の奥(西側)には大きな銀杏の木があります。

もうほとんど葉は落ちているのかと思っていましたがまだたくさん残っていました。

 

 

同じく奥側にある画舫斋の紅葉は写真映えするのですが、まだ赤くなっていませんでした。

さすがに今週はもう赤くなっているのだろうと思います。

 

 

日があまり当たらない場所なので遅いのでしょうか。

私の知っている範囲では今までで最も遅いです。

 

 

池を挟んだ向かいにある築山の螺髻亭の方向から、銀杏や画舫斋の紅葉を見るときれいです。

ただし、西日が差す午後は私のスマホ(腕?)ではきれいな写真を撮るのは難しい。。

 

 

南雪亭の前にある紅葉はしっかりと赤くなっていました。

 

 

怡園は清代の個人邸宅で、拙政園や獅子林などの有名な園林を参考にして造られています。

 

 

なので、小さな(といっても広い立派な)庭園には見どころが詰まっています。

 

 

名前の由来は論語の兄弟怡怡なのだそうです。

怡は、楽しむ、喜ぶの意味があります。

 

 

すっかり寒くなって冬至も過ぎましたが、

今週末の怡園はまだ黄色と赤色が楽しめるのではと思います。

 

 

冬至の日は、中国の華北や東北地方では餃子、

蘇州がある江南地方ではお米の粉で作った丸い団子、湯圓を食べます。

今週はクリスマスで来週はもう新年。。

中国は1月1日しか休みがないのもあって年の瀬感はありません。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上海 お散歩 新天地界隈から南昌路

2024-12-19 00:12:19 | <上海>生活

先月、久しぶりに蘇州から地下鉄だけ使って上海へ行ってきました。

蘇州の私の住んでいる場所から上海の中心部までは3時間以上かかります。

 

 

日本料理屋さんの昼の営業時間が終わる14時までには、

淮海中路か陸家嘴辺りに着いてお昼ご飯でもと思っていましたが全く間に合わず。

 

 

行先を新天地に変えてお散歩することにしました。

新天地に最後に来たのが2019年だったと思うので5年ぶりです。

 

 

ぶらぶら散歩する前に、まずは腹ごしらえ。

蘇州にはない店で、かつ、お昼休みのない和食屋さんを探してみると、

地下鉄1号線の一大会址・黄陂南路駅近くにえびのやさんがありました。

 

 

日本での行動範囲内にもたくさんあるお店なのでですが、今まで一度も入ったことがありませんでした。

天丼を食べたのはいつぶりだったかも覚えていませんし、縦画面で撮らないと入りきれない穴子も初めてです。

 

 

食事の時間帯を完全に外していましたが結構お客さんも入っていて日本人の姿も見かけました。

やっぱり上海は大都会、蘇州にはないものがいろいろあります。

 

 

2017年~2020年は上海で仕事をしていて、何度か新天地には来ていますが、

その頃を写真を見てもこんなに人は多くありません。

 

 

以前食事をした店はたぶんもうなくなっているのかと思いますが、ずっと続いている店もあります。

過去記事

上海 新天地

 

 

新天地界隈には、石庫門と呼ばれる1900年頃に上海で流行った中洋折衷の建物があります。

 

 

1921年7月に中国共産党第1回全国代表大会が開かれたとされる場所には、

いつ見ても大勢の人が訪れていて、建物の前で記念写真を撮っています。

 

 

新天地の繁華街の石庫門はおそらく新しく建てられたものなのでしょう。

人通りの少ない路地などもあって、楽しく散歩できます。

 

 

お散歩の最後は南昌路へ。

ブランド店や百貨店、飲食店などが軒を連ねる淮海中路の1本南にある通りです。

1本違うだけで全く雰囲気が変わり、古いアパートが並ぶ静かな通りはお散歩にお勧めです。

 

 

今回は蘇州~上海の往復とも地下鉄だけを使いました。でもやっぱり時間がかかります。

帰りは高速鉄道を使うつもりで行ったのですが、なんとなくちょっと意地みたいになって。。

さすがにこの地下鉄だけパターンはしばらくやらないと思います。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蘇州 お散歩 市街地の紅葉めぐり

2024-12-12 00:12:12 | <蘇州>生活

今年の紅葉は去年より2週間ほど遅かったでしょうか。

見頃になったと思われる蘇州市街地の紅葉スポットを巡ってきました。

 

 

西園寺の前、楓橋路から散歩のスタートです。

人が多いので、今回は西園寺には入りませんでしたが境内には大きな銀杏の木があります。

 

 

西園寺から東の方向に歩くと、南北の大通り、桐泾北路と交差します。

桐泾北路の銀杏並木が色付くのは蘇州市街では最後の方になります。

 

 

桐泾北路を越えて東へ進むと楓が赤くなっています。

もう少し鮮やかな感じなのですがうまく撮れません。

 

 

この日は空気も悪く一日中もやがかかっていました。

楓橋路は上津橋で右に曲がります。真っすぐ進むと上塘街になります。

 

 

ちょっと寄り道して楓橋路の終点、金門路まで出ておやつの甘栗を買います。

金門路の野栗王は人気の店でいつも行列ができています。

 

 

甘栗をつまみながら次に向かうのは道前街。

蘇州市街地で最も人気のある銀杏並木道です。

 

 

ちょうど見頃になっていました。

蘇州人も観光客も来るので大勢の人で賑わっています。

 

 

道前街は西側の学士街から東側の人民路までの1km弱の通りです。

紅葉の時期は落ち葉を残して掃除するので地面も黄金色になります。

 

 

日が当たると鮮やかさが増します。

青空があればもっと良いのですが、残念ながらこの時期は空気が悪い日が多いです。

 

 

人民路を過ぎると十梓街になります。十梓街にも銀杏があるのですがこちらはまだ緑も残っていました。

最近の十梓街は若い人向けの新しい店舗が増えているのと同時に空き店舗も増えています。

 

 

十梓街で新しくできた感じの桂林米線の店に物珍しさもあって入ってみました。

桂林米線自体は結構有名なのですが、蘇州で店の看板に桂林米線と書かれているのは少ないです。

 

 

写真はどれも美味しそうだったのですが、甘栗を食べた後なので最も軽そうな三鮮米線(18元)。

スープにしっかり味は付いていますが、セルフで自分好みのトッピングを足したり辛くしたりできます。

 

 

米線を食べてお散歩再開です。鳳凰街で左折。

鳳凰街の銀杏もすっかり色付いて見頃になっています。

 

 

でも今は五州路や鳳凰街では古くなった水道管を取り換える道路工事中なので散歩には向いていません。

最終目的地、定慧寺巷の前も工事中でぐちゃぐちゃ。

 

 

定彗寺の境内には大きな銀杏の木が2本あります。

たぶん、今までで最も良いタイミングで見られたかもです。

 

 

もともと定彗寺は地元の人だけが来るようなお寺でしたが、

銀杏の木がSNSなどで紹介されるようになって観光客が増えました。

境内にこんなにたくさん出店があるのもおそらく初めて見た気がします。

 

 

同様にSNSの発信の成功で大勢の観光客が訪れるようになった双塔市集。

古い野菜市場を改修した当初は全く人がいなかったのがウソのようで、新しい建物も増えています。

 

 

西園寺から出発して双塔、定慧寺巷までは道のりで6kmほど。久しぶりに散歩らしい散歩でした。

全てを歩かずに途中でバスや地下鉄を使うこともできます。

留園、天平山と立て続けに見頃を外したのですが、最後の街歩きで今年の紅葉の見納めです。

今週からすっかり真冬の寒さになりました。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蘇州 秋の園林(2024年) 天平山

2024-12-05 00:12:05 | <蘇州>観光

蘇州の天平山は江蘇省の紅葉の名所として知られている場所です。

今の時期には蘇州だけでなく上海や近郊から多くの人が訪れます。

 

 

紅葉の季節になると休日は人が多すぎて、道は渋滞するし車で行っても止める場所もないしで、

最近ではちょっと足が遠のいています。

 

 

たまたま11月末の週の平日に仕事場が1日停電になる日があって、

久しぶりに天平山の紅葉を見に行ってみたのでした。

 

 

残念ながら(予想通り)紅葉にはまだ早かったです。

今年はいつもより遅いのかと思います。

 

 

宣伝やSNSでは11月初めごろから赤くなっているような天平山の画像がありますがウソです。

今年のものではないか、加工されたものです。

 

 

所々紅葉があると言えばあるのですが、たぶん見頃は週末~来週ぐらいかなという感じです。

 

 

お寺の前の銀杏はいつも色付くのが早いのですがここも後もう少し。

 

 

それでも平日にも関わらず多くの人(ご老人たち)で賑わっていました。

 

 

工芸品などを扱っている小さな露店が並ぶ天平市集。

こちらは以前より店の数が増えているようです。

 

 

楓範広場にある売店や屋台は以前と変わっておらず大したものはありません。

それでも寒くなってくるとちょっとおでんでも買うかなという気にはなります。

 

 

お年寄りたちは無駄使いしないので、広場のテーブル席は空いています。

休みの日は小さなお子さんを連れた家族連れでいっぱいになるのだろうと思います。

 

 

秘密兵器を発見しました。

紅葉がまだでもこれを通して見ると紅葉っぽい景色が楽しめる優れモノです。

 

 

さすがにみなさん話のネタとして楽しんでいるようで、奪い合いになることはなさそうです。

いつから置き始めたのでしょう、初めて見ました。

 

 

紅葉の最盛期には木も地面も黄金色に染まります。

風がある日は舞い落ちる葉も奇麗です。

 

 

たぶん、もう年内に天平山に行くことはないでしょう。

せっかく平日に来られたのですがちょっと早かったです。残念。

 

 

道前街の銀杏並木はもう色付いたようなので、週末にでも行ってこようかと思っています。

気が付けばもう12月、今年はちょっとストレスを感じることが多かった年でした。

できればちょっと遠くへ旅行に出かけたい気分です。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする