ここ数年は上海の仕事が多く、時々長春に戻るという生活が続いていましたが、
新型コロナの影響でずっと戻るに戻れず状態でした。
前回はいつだったか忘れてしまったぐらい久しぶりです。
行きの便は安いチケットなのに運よく無料アップグレード。
機内食はまだ復活していないのでほんの少しだけ豪華?な軽食ですが、
上海~長春は飛行時間が約3時間あるので、それだけでもう十分お得。
やっぱり長春の空は青いです。
抜けるような青空。
この空は蘇州や上海では滅多に見ることはありません。
本来なら4月末頃にはビザ更新の手続きでしばらく滞在する予定でしたが、
結局のところ、”上海の住所で更新するから戻ってこないで”という感じの
ありがたい特例措置のおかげで上海滞在のままビザ更新も済ませました。
現在、吉林省では新たなコロナ感染者は発生しておらず、
(先月の大連で発生したクラスターの関係者が1名だけ)
長春はずっとゼロのまま、日常生活はほぼ通常状態になっています。
でも。。
上海や広州など外国人が多く暮らす大都市と違って、
外国人が長春を訪れるためには、若干ハードルがあります。
空港バスの始発(龍嘉空港、全安広場)では、
基本的に自動券売機で乗車券を買うように変わっていますが、
購入には中国人の身分証以外は使えません。
パスポートでは自動販売機から買えないので、
空港の場合は、カウンターの人にパスポートを提示して乗車券を購入します。
全安広場の場合は、外国人だから券売機で買えないことを説明して、
パスポート番号と連絡先電話番号を手書きで台帳に記入します。
運賃はバスの中に設置されている支払機で微信、支付宝から支払います。
始発の全安広場から乗らず、途中から乗る場合は身分証の提示も必要ありませんので、
途中から乗る方が楽かもしれません。。
また、外国人の宿泊可能なホテルが限定されていますので予約時に確認必須です。
シャングリラや金安など、日本人の社宅になっているような5つ星クラスなら問題ないですが、
如家などのビジネスホテルチェーンは外国人の宿泊を拒否していますので、安いホテルを探すのは苦労します。
ちなみに吉林省賓館(旧ヤマトホテル)は4つ星扱いですがダメでした。
地下鉄では、白い防護服の人達が検温と健康码の確認をしますが、
長春の健康码、吉事办は外国人には登録できません。
(長春に住所があって政府に申請した外国人のみ登録されます)
吉事办が使えなくても国家政務平台の健康码があれば認めることになっていますが、
このルールを理解できていない白い防護服の人もいます。
何か文句を言われて抵抗したところでどうにもならないので、
空港バスの時と同じように台帳に必要事項を記入して乗車します。
ほんの少しの時間、人民広場から南関まで散歩してみました。
この辺りは大きな病院と住宅と小さな商店があるだけなのですが。
車の多い大通りを避けて長春の生活空間を久しぶりにぶらぶらと。
地下鉄南関駅の近くには屋台村ができていました。
夜になるとここは賑わっているのでしょうか。
今回は仕事の都合で2日間のみの滞在でした。
8月末にはもう長袖が必要で、11月には暖房が始まる長春。
次に戻る時はもう完全防寒体制だと思います。