陽山温泉は蘇州新区の北の方、高鉄蘇州新区駅に近い場所にあります。
蘇州市内から行くなら地下鉄1号線 桃園路駅そばの濱河花園バス停から、
302路のバスに乗って陽山湾度暇酒店で下車が分かりやすいかと思います。
中国にも温泉施設は結構あります。
上海にはニセモノ騒動もあった大江戸温泉なんかもあります。
日本と大きく違うのは、水着着用が原則で基本的に男女混浴です。
水着を持っていない場合は施設の中の売店で買えます。
男性用なら30元~40元ぐらいで売っていました。
水着着用の混浴の良いところは、家族などで遊びに行っても全員一緒に楽しめること。
男性も目のやり場に困ることもないですし。
利用方法は、日本の健康ランドとさほど変わらないと思います。
最初にIDタグ付きのロッカーキーを受け取って、
施設内での買い物や飲食はタグに記録、最後に清算です。
水着に着替えて、お風呂に向かう途中にシャワールームがあります。
まずはここでシャワーを浴びてバスタオルをもらってお風呂へ。
場所によって異なりますが、温泉と書いてあっても
普通の水を沸かした風呂の場合もありますし、本物の温泉の場合もあります。
たぶん、陽山温泉は前者の方かと思います。
ほとんどのお風呂は露天風呂です。
広い庭の中のあちらこちらに点在しています。
それぞれに何らかの効能があるように説明書きがありました。
美肌とかリラックス効果とか、生姜湯、泥湯などなど。
魚が角質を食べてくれるお風呂もありました。
この日は、あいにく天気が悪くて小雨もぱらついていましたが、
屋根付きの場所も多いので大丈夫。
今回は、夕方15時過ぎぐらいに行ったのですが、
それなりに人がいたのは最初だけで、すぐにガラガラになりました。
たぶん、みなさん少し早めにお風呂に入ってから、どこかへ食事に行くのだと思います。
人の少ないお風呂でのんびりしたいならこの時間帯がお薦めです。
また、照明やライトアップもあるので、
日が暮れる頃にはちょっといい感じに楽しめます。
残念ながら陽山温泉の中にはしっかりと食事をとれるような場所はなく、
軽食コーナーのような食堂がひとつあるだけです。
温泉の周辺に食事の店があるような雰囲気でもありませんでした。
陽山温泉は蘇州の休閑カードで利用できる施設のひとつです。
事前予約が必要ですが時間帯の選び方はざっくりで、午前か午後だけ選べばOKです。
そうそう、日本の場合だと風呂で写真なんか撮ってたら通報されそうですが、
中国の場合は問題ありません。(水着着用の場合は、です)
売店でスマホ用防水ケースも売ってます。
まあ、さすがに風呂までスマホを持ち込む人はそう多くなかったですけど。