外を見るときれいな青空だし暖かいし。。
仕事を早めに切り上げて久しぶりに太湖西山の林屋梅海に行ってきました。
前回行ったのは2013年の2月末ごろ、気付けばもう8年ぶり。
なぜそこまで足が向かなかったのだろうと我ながら驚きです。
観光ブームになって以降、梅の季節の休日は人が多く、
大渋滞するのも足が向かなかった理由のひとつです。
今年の梅は咲くのが少し早いのでしょうか。
入り口近くの大きい梅の木はもう花がなくなっているものもあります。
春節明けの平日、少し遅めの午後に出かけたので人はそんなに多くありません。
やっぱり青空の下の花見は気持ちが良いです。
蘇州市内から林屋梅海へは、地下鉄1号線の終点、木読駅で、
快線11号(中華園大酒店バス停乗車)に乗り換えて梅園下車です。
昔と比べると公共交通利用でも少し行きやすくなったかと思います。
16時を過ぎる頃にはほとんど人がいなくなるので、
ゆっくりと花を見たり写真を撮りたいなら夕方まで粘ってみて下さい。
夕日に照らされる梅の花も綺麗です。
花見のついでに林屋洞にも入ってきました。
相変わらず原色の光が眩い洞窟です。
洞窟を出た後は、こちらもすごく久しぶり(10年ぶりぐらい)に、
駕浮閣のある山にも登ってみました。
晴れた日の太湖方面の景色は綺麗なのですが、
肝心の梅の方は、木にさえぎられてあまりよく見えません。
高い所から梅の花を一望したいのなら光福の香雪海がお薦めです。
最近ではドローンを飛ばして動画を撮っている人も見かけます。
駕浮閣の裏側は岩場になっていて、岩の下には自然のトンネルもあります。
大人が通るにはちょっと狭くて厳しいのですが、子供たちが遊んでいました。
数億年前は海の底だった場所だそうです。
林屋梅海の中にはレストランや麺の店はありません。
コロナの影響もあるのか、お菓子やカップ麺を売っている売店ぐらいで、
露店の食べ物屋さんも出ていませんでした。
外に出ても近くには農家料理の店ぐらいで簡単な食事ができる店はありません。
梅の季節でも平日に行くならお弁当を広げる場所は確保できると思いますので、
弁当持参もよいかと思います。
林屋梅海の駐車場はあまり大きくないのですぐ満車になります。
保安員に、どこか停める場所はありますか?と聞くと、
”路駐して”との答えでしたので、路駐しても駐車違反の紙を貼られることはなさそうです。
春節連休中、蘇州や無錫の有名な観光地はどこも満員だったようです。
人混みを避けて、春節前に光福の香雪海、連休中は小さな園林や街中の梅、
春節明けに西山の林屋梅海と今年は梅三昧でした。
蘇州ではもう木蓮が咲いています。この調子だと桜も早いのでしょうか。