中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 蘇州麺の食べ歩き(お寺の麺)

2024-11-07 00:11:07 | <蘇州>食事・喫茶

蘇州では麺が食べられるお寺もいくつかあります。

もちろん肉類を使わない精進料理の蘇州麺ですが、お寺ごとに味は変わります。

 

 

最も有名なのは西園寺でしょうか。

いかにも蘇州麺という感じの甘くて色の濃い醤油スープに甘い味付けの具材が乗っています。

 

 

境内に麺館があったり、隣接する場所に麺館があったりとお寺によって様々です。

西園寺は境内にあって、時間帯に関わらずいつも大混雑です。

 

 

唐代に創建されたといわれる太湖東山にある紫金庵。

お寺の羅漢像は国の重要文化財に指定されています。

 

 

そんなに大きい寺ではないのですが、小さな庭園の中に麺館があります。

客も多くなく、14時を過ぎると店のおばあちゃん達が帰ってしまうこともあるので要注意。

 

 

お寺の麺の基本的な具材は、しいたけ、蘑菇(マッシュルーム)、タケノコ、きくらげ、にんじん、お揚げ。

これに青梗菜や高菜が加わる感じになります。

紫金庵の麺は甘さ控えめ、さっぱり系の醤油スープです。

 

 

日本でも馴染みのある寒山寺にも麺があります。

境内にあるのですが、あまり有名ではなく私自身も食べたのは最近になってからです。

 

 

種類はいくつかあるようです。

具材は他のお寺とちょっと違っていて、セロリが入っていました。

セロリが入っていたのは寒山寺だけ、でもメニューの写真にはセロリの姿はなかった気も。

 

 

山の中のお寺にも麺館があります。

天池山 寂鑑寺は山の麓近くにあるので、ほんの少し登るだけで麺にありつけます。

 

 

ここの麺は少し甘めのスープ。

以前は精進料理以外のメニューが書かれていた時もありましたが、今はこの麵だけです。

また、麺の種類も1種類のみになって、具材が別のお皿に入って出てくるようになりました。

 

 

花山 翠岩寺は山の中腹あたりにあります。

天池山と花山はひとつの山で位置によって呼び名が変わります。

麺だけでなく、お茶も売っているので、季節の良い時は外でのんびりお茶することもできます。

 

 

麺のスープはほんのり甘い系ですが具材は甘く煮込んでいないので混ぜるとほどよい味になります。

(と、自分で勝手に思っています)

いかにも精進料理を連想させる菩薩麺という名なのですが、ゆで卵が入っています。

お寺の麺で卵があるのはきっとここだけだと思います。

 

 

山の上まで登ってから頂けるのは、霊岩山の霊岩寺。

距離はそんなにないのですが、それなりの斜度と最後の階段がちょっときつい。。

霊岩寺の麺は人気があって時間帯によっては席がなくなるほど混んでいます。

 

 

霊岩寺の麺はちょっと太めで日本のラーメンに近い感じです。

数あるお寺の麺の中で、麺もスープも個人的に一番好きなのが霊岩寺の麺。

この麺を食べるためなら少し頑張って山を登る気になります。

 

 

私の知る範囲で蘇州麺を頂くまでに最も体力を要するのが穹隆山。

麓から道なりで1km以上登ったところにお寺の麺館があります。

(お寺の麺にこだわらなければ、途中にもお店はあります)

 

 

ここの麺は質素な感じで味も濃くないです。(お寺の麺は素麺ともいいます)

食べたのがもうずいぶん前なのではっきり覚えていませんが値段も安かったと思います。

その時は携帯の電波が届かないからとのことで支払いは現金のみでした。

 

 

蘇州では至る所に麺の店があって、どこでも蘇州麺が食べられます。

基本的に麺自体はどこでもほぼ同じ、細い柔らかい麺です。

スープは紅湯と白湯が選べますが、お寺の麺は基本的に紅湯でスープを選ぶことはできません。

罰当たりな話ですが、麺を食べるのが目的でお寺に行ってます。

 

 

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蘇州 蘇州麺の食べ歩き(お店の麺)

2024-10-31 00:10:31 | <蘇州>食事・喫茶

蘇州には麺の店がたくさんあって、よく食べに行きます。

大衆食堂レベルや老舗、最近では観光客向けのお店も増えています。

 

 

老舗の一つ、十全街にある萬泰興。

典型的な蘇州麺と言ってよい感じです。紅湯(醤油スープ)は、ほんのり甘めです。

 

 

いろいろなトッピングがセットされている麺もありますし、

スープを選んでから何を乗せるかを決めても大丈夫。

蘇州人は川魚をカラッと揚げて甘辛醤油ダレをつけた爆魚も大好きです。

 

 

排骨は骨付きバラ肉の中華天ぷらです。白湯の排骨麺を頂きました。

萬泰興の排骨は甘辛醤油ダレタイプ。店によっては塩コショウ味のサクサクタイプがあります。

 

 

店は昔よりきれいになったと思います。注文はQRコードを読んでスマホからになっていました。

水路沿いの席もあるので空いた時間に行けばちょっとのんびりできます。

 

 

日本人には人気があって、私自身も好きな同徳興。

以前からあるのは観全街、怡園の近くと十全街、最近では店の数も増えているようです。

昔は大衆食堂のような麺屋さんだったのが、今ではきれいな店になっています。

 

 

同徳興で食べるのは、基本的に白湯と白焖肉(とろとろチャーシューみたいな)の組み合わせ。

焖肉にも白と紅があります。澄んだ白湯スープの味がお気に入りです。

 

 

朱鴻興は大衆麺屋さん。

東呉麵館と並んで昔からあるチェーン店です。店の数では東呉麵館が圧倒的に多いです。

東呉麵館は蘇州人好み?のかなり甘い系、個人的には甘くない朱鴻興の方が好きです。

 

 

朱鴻興はどちらかと言えばさっぱり系で醤油スープの紅湯も甘くないです。

楓鎮大肉麺は有名な蘇州麺のひとつです。

焖肉麺と同じ感じですが焖肉麺は紅湯が基本で白湯も選択可、楓鎮大肉麺といえば白湯です。

 

 

20年ほど前、日本から蘇州へ出張に行った時によくお世話になっていた、雅都大酒店の敷地内にある、

中華レストランの老東呉食府が、麺館としても営業していることを知って行ってみました。

 

 

10年以上ぶりに中に入ったら、ずいぶん雰囲気が変わっていました。

ホテルの宿泊客なのでしょうか、近所の人なのでしょうか、お客さんは予想以上に多かったです。

 

 

紅湯に焖肉と素菜(精進料理)のトッピングで。

素菜は店によって違いますが、きくらげ、しいたけ、タケノコ、お揚げなどが入っています。

 

 

湯包(灌湯包)のセットがあったので頼んでみました。

湯包はスープがたくさん入った小籠包と言えばよいのでしょうか。ストローが付いてきます。

今まで気づかなかっただけかもですが、最近、蘇州にも湯包の店が増えた気がします。

 

 

蘇州料理の老舗レストラン代表格のひとつ、清代に開業した松鶴楼にも麺館があります。

観前街の松鶴麺館は松鶴楼の通りを挟んだ斜め向かい側です。

 

 

老舗高級レストラン系列らしく、店内はきれいで内装も落ち着いた感じです。

店員さんは普通の蘇州のおばちゃんです。

 

 

値段はちょっとお高めですが、甘さ控えめで澄んだ紅湯は美味しいです。

白湯の方が好きなのですが、松鶴楼麺館なら紅湯でもOK。

紅湯麺に焖肉と素菜のセットだと、大衆点評などで少しお安くなります。

 

 

蘇州麺の値段はピンキリです。

最近は物価が上がっているので、さすがに10元以下で食べられる店は少なくなりました。

写真は焖肉麺ばかりになっていしまいましたが、トッピングの種類は数多くあります。

観光地や古典園林の周辺では観光客向けに、蟹みそや三蝦(蝦の身、卵、みそ)、鶏頭米などを使った、

100元以上するような拌麺(汁なし麺)も増えています。

(地元の人はそんな高級麺は食べないですけど)

 

 

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蘇州 太湖 西京湾田園餐庁・湖景農家菜

2023-11-09 00:11:09 | <蘇州>食事・喫茶

どこか食事にでも出かけようかと大衆点評でお得な割引がないか調べていたら、

西京湾田園餐庁という初めて目にする店を見つけました。

 

 

天気も良いので久しぶりに太湖までぶらっと出かけてみることに。

食事の前に西京湾に立ち寄ってみたのですが、

いつもなら馬鞭草(クマツヅラ)や菊の花などが植えられて賑やかな場所には、

今年はもう何も植えていないようです。(なのに駐車場は有料になっています)

早々に退散して、西京湾から車で10分ほどの場所にある西京湾田園餐庁へ。

 

 

どうやら太湖の西京湾に新しくできた農家料理のお店のようです。

お店の人に聞くと、1か月ほど前にオープンしたとのことでした。

 

 

環太湖大道から細い農道を入って行くと、新しい公園のようなものができています。

店はそこを通り過ぎて更に細い道を進んだ先にあります。

案内看板がなければ先に進むのを躊躇してしまうぐらいの道です。

 

 

店の前には畑があるだけです。

でも、新しい道を造っているようにも見えるので、

この辺りもこれから別荘地や観光地の開発が始まるのかもしれません。

 

 

中は1階から3階まで席があり、かなりゆったりした感じに配置されています。

円卓の席やテーブル席など、いろいろな種類があるようです。

できたばかり店ということもあるのでしょうが、

農家料理店によくある客を詰め込むだけ詰め込む感がなくて、ちょっと好感が持てます。

 

 

屋外には1階にテラス席のような感じの場所と、屋上にも数卓のテーブルがあります。

外で食べる機会はさすがに今年はもう最後だろうからと、遠くに太湖が見える屋上の席を選びました。

 

 

大衆点評で買ったのは、2人用310元が188元になる割引が、

そこから更にタイムセールで118元になるというかなりお得感があるセットです。

料理が3品、スープが1品に、白ごはん、飲み物がついています。

 

 

特色糖醋肋排(スペアリブの甘酢餡)。

江南の料理らしくかなり甘めの味付けですが、白ご飯に合う味です。

車で来ていなければ、ビールのお供にしたい。。

 

 

清蒸咸草魚(塩漬け草魚の蒸しもの)。

咸は塩漬け。清蒸とは調味料を加えずにそのまま蒸すという意味です。

普段、中国で淡水魚はあまり食べませんが、小骨も少なく、臭みもなくて全然大丈夫でした。

 

 

紅焼萝卜(大根の醤油煮込み)。

家庭料理としてもよく作られる大根の煮込み。

豚肉の醤油煮込みを作ったあとのスープを利用して作ることが多いです。

なので少し脂っぽいですが、これもご飯によく合います。

 

 

西湖牛肉羹。

杭州の伝統料理のひとつです。でも食べたのはたぶん初めてだと思います。

羹は、濃いとろみのあるスープの意味です。

見た目は濃厚ですが味はさっぱりしていて、締めにご飯にかけて頂くのもありかと。

 

 

金桔檸檬茶(金柑レモン茶)。

ポットに入った暖かい紅茶は無料で、金柑レモン茶はセットに付いていました。

この日は11月とは思えないほど暑かったのからでしょうか、

中国では珍しいよく冷えた金柑レモン茶はとてもありがたかったです。

どちらのお茶も脂っこい料理には必須?の飲み物です。

 

 

先週の蘇州は日中の気温が30℃近くまで上がり、日中は半袖1枚でも大丈夫なぐらいでした。

日本でも同じように気温が高かったようですね。

今年の蘇州は秋がなく、夏から冬になりそうな感じです。

 

 

店の前に泊まっている車を見ると上海ナンバーも多かったです。

私は偶然見つけただけですが、こんな場所は事前に知らなければ誰も来られません。

みなさんどうやって調べているのでしょうか。

 

 

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蘇州 ベトナム料理 花苑・西貢法式越南料理

2023-08-24 00:08:24 | <蘇州>食事・喫茶

花苑・西貢法式越南料理は蘇州の東方之門の北楼商業中心6階にあるベトナム料理店です。

以前、探検した時にぽつんと1軒だけ営業している店だったのでちょっと気になっていました。

 

 

東方之門の6階は相変わらずゴーストタウン状態のままです。

去年撮った写真と見比べても景色は1ミリも変わっていません。

テナントは全く増えていないようです。

 

東方之門の過去記事はこちら

蘇州 東方之門

 

 

店はちょっと高級店っぽい内装で料理の単価も少し高めです。

大衆点評から定価415元が298元になるセットのクーポンを買ってみました。

 

 

東向きの窓に面したテーブルからは金鶏湖の景色が楽しめます。

最も窓際の席は数が少ないので、座れるかは運次第です。

 

 

店の名前からするとフランス式ベトナム料理らしいです。

何がフランス式なのかは知りませんが、

確かにベトナム料理はフランスや中国の影響を受けているはずです。

 

 

越式風味小食(29元)。

前菜は揚げせんべい。これを見てビールが飲みたいと思ったのですが、

ビールはなく、ワインしか置いていないそうです。。残念。

 

 

碳烤猪颈肉菠萝(56元)。

日本語に訳すと”炭焼き豚トロのパイナップル添え”でしょうか。

蘇州人好みの甘めの味付けです。チリソースが付いているのでお好みの味で。

 

 

越式咖哩大蝦。ベトナム式海老のカレー風味(98元)。

大ぶりのエビが並んでいます。ほんのりスパイシーでそんなに辛くありません。

 

 

こんな感じの料理だと、やっぱり何か飲みたくなります。

調子に乗ってボトルワインを頼みました。

もちろん飲みきれないので残ったワインは持ち帰りです。

 

 

越式酸辣香湯魚片。ベトナム式酸菜魚(88元)。

ベトナム式なのだそうですが、中国で普通に食べられている酸菜魚と変わらない気がします。

魚も淡水魚で辛さは少し控えめです。

 

 

馬拉盏通心菜(38元)。

馬拉盏は、たぶん唐辛子とエビを使った発酵調味料、

サンバルブラチャン(Sambal Belacan)のことだと思うのですが、自信はありません。。

臭みもクセもなく、ちょっと辛い普通の空心菜炒めのような感じです。

 

 

河内至尊火車頭湯粉(68元)。

牛肉やエビなどが入った具だくさんのフォーです。

ハノイの中国語が河内だということは分かるのですが、他の言葉の意味は分かりません。

 

 

スープは味付けがされているので調味料を加えなくても大丈夫ですし、

お好みで香草や魚醤油を足してみてもよいかもしれません。

 

 

精美水果拼盘(中)。フルーツ盛り合わせ(38元)。

298元のクーポンには飲み物は付いていませんが、

食後のデザートに果物が付いていました。全部甘くて美味しいです。

 

 

この店にたどり着くにはまず北楼商業中心のエレベータを見つける必要があります。

エレベータを降りると店に向かうための案内矢印が書かれています。

 

 

北楼商業中心の6階で、前から歩いてくる人の多くは迷子です。

もっと上の階に行きたいのだけれど行き方が分からないとか、店を探しているなどなど、

何人かの人に道を聞かれました。

 

 

味の好みは人それぞれなので何とも言えませんが、

花苑・西貢法式越南料理は、たぶん日本人にも普通に食べられる味かと思います。

ワインの種類も結構ありました。

接客はとても丁寧ですし、雰囲気も良い感じのお店でした。

 

 

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蘇州 観前街の緑楊ワンタン店

2023-06-15 00:06:15 | <蘇州>食事・喫茶

国土の広い中国で、基本的にどこに行っても食べることができる料理の一つがワンタン。

中国語で馄饨(hun tun)、IMEで変換すると出てくる雲呑は広東語です。

 

 

緑楊ワンタン店は、蘇州の老舗ワンタン屋さんで、蘇州市内に数店舗あります。

たぶん、蘇州人なら誰でも知っているお店なのだと思います。

 

 

観前街の店の前には、緑楊ワンタン店の由来を紹介する置物があります。

読んでみると、小吃の店として清代の1802年に始まったようです。

 

 

観前街店の場所は、玄妙観の近く観前街からひとつ南側の通り、太监弄にあります。

余談ですが、最近、観前街で外国人に声をかけるニセモノ時計商売人が復活しています。

中国人と大差のない服装のつもりでも一発で見破られます。彼らの目を侮ることはできません。

 

 

老舗四川料理の川福楼の対面側です。

間口の小さい店なので油断すると見過ごすかもしれません。

近くにはこちらも老舗蘇州料理の松鶴楼もあります。

 

 

実は中国に来るまで、ワンタンを食べたことはありませんでした。

水餃子も1度食べたことがあるぐらい。

水餃子はお湯で茹でた後に取り出して醤油や黒酢、辣油を付けて食べますが、

その食べ方を知ったのは中国に来てからです。

ワンタンと同じようにスープの中に入っているのが水餃子だとずっと思っていました。

 

 

それに大きいのが餃子で小さいのがワンタンだとも思い込んでいました。

中国の大ワンタン(普通のワンタン)は餃子と同じ大きさ、もしくはワンタンの方が大きかったりします。

小ワンタンは、確かに小さくて具がほとんど入っておらず、ツルっとした皮の食感を味わう感じで、

強引に例えるとエースコックのワンタンメンのワンタンに近いです。

 

 

緑楊ワンタン店のスープはちょっと優しい感じの鶏スープ。

安いワンタンのお店はどこにでもありますが、スープの味は塩と化学調味料だったりします。

ワンタン自体の味はどの店で食べてもそんなに大差ありません(と私は思います)。

 

 

小籠包も人気です。蟹粉小籠包(25元)を頼んでみました。

値段は10年前と比べると3倍以上値上がりしています。

ちなみに最初の写真のワンタンは、香菇肉馄饨(椎茸と肉のワンタン)で18元。

もう1枚の写真のワンタンは荠菜肉馄饨(ナズナと肉のワンタン)で18元。

どちらも一番安いワンタンです。

 

 

ここの小籠包は、無錫小籠包に近い味だと思います。

熱々の甘いスープがたっぷり入っています。

どちらかというと甘くない小籠包が好きなので甘い小籠包には黒酢をつけて頂きます。

 

 

食後に地下鉄4号線の察院場駅から、楽橋駅まで新しくできた地下道、察楽TOD通道へ行ってみました。

この地下道を作った目的は何なのかはよく分かりません。

 

 

店があるわけでもなく、本当にただの長い地下通路。

昔はこの辺りに人民路を横断するための地下道がありました。

その地下道には小さな店が並んでいて、薄暗くて人も多くてスリもたくさんいたと思います。

 

 

今の地下道は所々にオブジェや展示物もあってとてもきれいです。

でも。。人はいません。

真夏になると老人たちが孫を連れて涼みに来るようになるかもしれません。

蘇州では夏になると涼みに来る人達のためのスペースが設けられる地下鉄駅もあります。

 

 

この日は蘇州園林カードの更新にも行ったのでした。

同じような機能の休閑カードはオンラインで更新できるのですが、

園林カードだけは未だにパスポート非対応、窓口まで行く必要があります。

数回園林に行くだけで元は取れるので、毎年窓口に行っています。

 

 

今年は例年より暑くなるのが少し遅かった気がします。

旧暦で考えるとまだ4月末なのでそんなものなのかもしれません。

でもさすがにもう最高気温は30℃を余裕で超えるようになりました。

暑いのは苦手です。。なかなか外に出かける気になりません。

 

 

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